NTTアーバンバリューサポート

NTTアーバンバリューサポート株式会社は、東京都に本社を置くNTTアーバンソリューションズの完全子会社です。旧社名はエヌ・ティ・ティ都市開発ビルサービス株式会社で、NTT都市開発が保有するオフィスビルやマンションなどのプロパティマネジメントを主な事業としています。

事業内容

同社は、建物の設計、施工、工事監理といった建設関連業務に加え、プロパティマネジメント（PM）業務を幅広く展開しています。具体的には、NTT都市開発が所有するオフィスビルや賃貸マンションのテナント工事やビル管理を中心に、以下の業務を行っています。

建築物、建築設備の設計、施工、工事監理
建築物、建築設備の維持管理に関するコンサルティング
オフィスビル、賃貸住宅施設の管理運営
分譲住宅施設の管理運営
宅地建物取引
オフィス移転ソリューション

これらの業務を通じて、顧客の多様なニーズに対応し、快適で機能的な空間を提供することを目指しています。

管理物件

2014年3月時点で、同社が管理する物件は以下の通りです。

オフィスビル等：61物件
分譲マンション：44物件

これらの物件は、オフィスビルから分譲マンションまで多岐にわたり、それぞれの特性に応じた管理体制を構築しています。

沿革

同社の歴史は、2000年6月にNTT都市開発の100%子会社として設立されたエヌ・ティ・ティ都市開発ビルサービス株式会社に始まります。当初は、NTT都市開発が保有するオフィスビルやマンションのテナント工事を主な事業としていましたが、その後、事業領域を拡大し、現在に至っています。

2000年6月：NTT都市開発の100%子会社としてエヌ・ティ・ティ都市開発ビルサービス株式会社を設立
2000年10月：営業開始
2001年7月：賃貸マンション管理業務および分譲マンション管理業務を開始
2004年10月：NTT都市開発からプロパティマネジメント（PM）業務を移管
2005年4月：NTT都市開発から損害保険代理店業務を移管
2009年4月：PMサービス事業部にファンドPM部門を設置
2010年5月：REIT物件のPM業務を受託
2011年4月：PMサービス事業部にPM事業推進部門を設置
2012年7月：オフィスビルの清掃業務を開始
2012年10月：大手町フィナンシャルシティノースタワー共用部分のPM業務を受託
2012年1[[1月]]：NTTグループ所有の社宅を活用した賃貸物件サブリース事業を開始
2013年8月：賃貸マンションブランド「グレースシーズン」を商標登録
2014年2月：本社を秋葉原UDXに移転
2014年4月：「エネルギー削減診断手法」の特許を取得
2014年6月：日経ビル、JAビル、経団連会館の全体共用部PM業務を受託、分譲マンション入居者向けの専有部サービスを開始
2014年10月：東海事業部を設置
2015年10月：NTT都市開発西日本BS株式会社を吸収合併し、事業エリアを東日本から西日本へ拡大
2018年10月：NTT都市開発北海道株式会社を吸収合併
2021年7月：NTTアーバンバリューサポート株式会社に商号変更、NTTアーバンソリューションズの100%子会社となる
2022年1月：本社を東京都千代田区外神田から東京都港区芝浦に移転

これらの変遷を通じて、同社はプロパティマネジメントの専門性を高め、事業規模を拡大してきました。NTTグループの一員として、質の高いサービスを提供し、社会に貢献することを目指しています。

関連企業

NTT都市開発：親会社であり、密接な関係があります。
NTTグループ：NTTアーバンソリューションズを通じて、グループ全体の事業戦略に貢献しています。

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