NTTドコモ墨田ビルは、
東京都墨田区にそびえ立つ超高層ビルです。このビルは、
両国国技館や江戸東京博物館の近くに位置しており、最寄りの駅は
両国駅です。
2004年に竣工されたこの建物は、
墨田区で最も高い建築物であり、
東京都全体でも27番目に高い高層ビルとなっています。
ビル内には、
NTTドコモの
携帯電話サービスやFOMA、iモードなど、同社の通信ネットワーク設備が中心となっている一方で、低層階にはドコモ・モバイルが運営する研修施設があります。ここでは、ドコモのグループ企業やパートナー企業の社員向けに研修が行われています。さらに、ビルの塔屋部分には鉄塔が設けられており、
NTTドコモが利用するマイクロ無線用のアンテナが配置されています。
このビルの1階には「
NTTドコモ歴史展示スクエア」があり、ここでは通信の歴史を実物を通じて学ぶことができます。展示されているのは、
自動車電話や
船舶電話、
携帯電話、ポケットベル、衛星電話、
携帯情報端末(PDA)、PHSなど、300点以上の実機です。これらの展示物は、電電公社から始まり、NTT、
NTTドコモ、
NTTパーソナルに至るまで、通信の過去から未来への進化を示しています。この歴史展示スクエアも、先述した研修施設と同様にドコモ・モバイルが運営しています。
利用情報
開館時間は午前10時から午後5時までで、日曜日、月曜日、祝日、そして年末年始は休館となっています。入場は無料で、一般の方も気軽に訪れることができます。
関連項目
外部リンク
NTTドコモ墨田ビルは、通信技術の発展を感じることができ、最新の機器と共に長い歴史を学べる貴重な場所です。訪問者は、無線通信の進化を体感しながら、今後の技術に思いを馳せる機会を得ることができます。