Nintendo Switchのゲームタイトル一覧 (2021年)

2021年 Nintendo Switch ゲームタイトル販売動向

2021年は、Nintendo Switchにとって多様なジャンルのゲームが多数発売された年でした。パッケージタイトルとしては235作品、ダウンロード専売タイトルは1276作品が新たに登場し、Switchのゲーム市場を盛り上げました。

人気シリーズの強さ

ファミ通のゲームソフト販売本数ランキングでは、「モンスターハンター」や「ポケットモンスター」といった人気シリーズが上位を独占しました。特に『モンスターハンターライズ』は、発売からわずか1ヶ月余りで200万本を突破する大ヒットを記録し、年間ダウンロードランキングでも首位を獲得。

また、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』といった過去の人気作のリメイク版も初週で140万本近くを売り上げ、根強い人気を示しました。

移植・リメイク作品の躍進

Wii Uから移植された『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』は、新要素の追加によって新たな魅力を引き出し、発売から1年足らずでミリオンセラーを達成。過去の名作に新たな要素を加えることで、幅広い層にアピールできることを証明しました。

話題を呼んだ個性的なタイトル

『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』は、シリーズ最高の滑り出しを見せましたが、初期の不具合がSNSで話題となり、売り上げが伸び悩むという課題も残しました。

一方、『クレヨンしんちゃん 「オラと博士の夏休み」〜おわらない七日間の旅〜』は、懐かしい雰囲気と独特の世界観が支持され、一時品薄になるほどの人気を集めました。その後、海外展開や他プラットフォームへの移植も行われ、幅広い層に楽しまれています。

プログラミング学習ソフトの可能性

『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』は、子供向けのプログラミング学習ソフトとして注目を集め、年末には販売数を伸ばしました。中古市場でも高値で取引されるなど、長期的な需要があることが伺えます。

異例のロングヒット『スイカゲーム』

2021年12月に発売されたパズルゲーム『スイカゲーム』は、発売当初こそ注目されませんでしたが、2023年に入ってから実況動画の配信をきっかけに爆発的な人気を獲得。手軽に遊べるゲーム性と、配信者との相性の良さから、幅広い層に支持されました。海外でも人気を集め、日本のニンテンドーeショップでアカウントを作成してプレイするユーザーも現れるほどでした。2023年の年間ダウンロードランキング1位を獲得し、社会現象とも言えるほどのブームを巻き起こしました。

まとめ

2021年は、人気シリーズの安定した売上に加え、リメイク・移植作品の成功、そして個性的な新規タイトルが話題を呼んだ年でした。特に『スイカゲーム』のような予想外のヒット作が登場したことは、Switchのゲーム市場の多様性と可能性を示唆しています。各ゲーム会社は、SNSでの情報拡散やユーザーの反応を分析し、今後のゲーム開発や販売戦略に活かしていくことが重要となるでしょう。

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