『ONE -Venus of Rock-』
2006年11月22日にリリースされた『ONE -Venus of Rock-』は、
THE ALFEE|THE_ALFEEのオリジナルアルバムとして22作目にあたります。このアルバムは、サポートドラマーとして活動していた
長谷川浩二が、前年末でグループから離脱した後に発表された初の作品でもあります。
アルバムのバリエーションと特徴
このアルバムは、アコースティック・ライヴを収録した
DVD付きの初回生産限定盤、特製のデカジャケット仕様の限定盤、通常盤の3種類でリリースされました。特に初回生産限定盤には、スタジオでのアコースティック・ライヴの映像が付属しており、ファンにとっては貴重な価値がある一品です。
また、今作からマスタリングが「ZeeQ Studio」で行われており、新たな音作りが試みられています。興味深いことに、本作はEXPRESS Virgin移籍後のオリジナルアルバムの中で唯一、
オリコンチャートのトップ10に入らなかったことから、異例の作品として音楽業界における注目を集めました。
収録曲の概要
このアルバムには、全曲が
高見沢俊彦による作詞・作曲で、編曲は
THE ALFEE|THE_ALFEEが手掛けています。特に耳を引く楽曲が多く収録されており、以下の曲が含まれています。
- ストリングスアレンジは
井上鑑によるものです。
- この曲は、
上戸彩に提供された楽曲のセルフ・カヴァーです。
- 特に、ALFEEファンである
瀬木貴将が参加し、
ケーナとサンポーニャのソロを収録。
ボリビア滞在中にレコーディングされた背景も注目されています。
- 本曲は本田優一郎とのコラボレーションによる編曲です。
- アルバムバージョンで、
シングル版のフェードアウトとは異なり、楽曲のアウトロが完全に収められています。
- 「
Innocent Love」のカップリング曲として収録されています。
参加ミュージシャン
本作には様々なミュージシャンが参加しており、次のような才能が集結しています:
- - 山石敬之 - キーボード (全曲、ただし#8,#9を除く)
- - 武部聡志 - ピアノ・ハモンドオルガン(#9)
- - 本田優一郎 - プログラミング(#8,#9)
- - 吉田太郎 - ドラムス(#1,#3,#4,#5,#8,#9,#10)
- - そうる透 - ドラムス(#2,#6,#7)
- - 中川量 - ベース(#8,#9)
- - 瀬木貴将 - ザンポーニャ・ケーナ(#6)
- - 武田和大 - フルート・ピッコロ(#7)
- - 篠崎正嗣 - ストリングス(#9)
- - 金原千恵子 - ストリングス(#4)
アルバムの品番
- - 通常盤: TOCT-26145
- - 初回限定盤(DVD付): TOCT-26146
- - 初回限定盤(デカジャケ仕様): TOCT-26147
このアルバムは、
THE ALFEE|THE_ALFEEの音楽に新たな風を吹き込む作品であり、ファンにとっては欠かせない一枚となるでしょう。