OZAKI FILM ALIVE AT ARIAKE COLOSSEUM IN 1987 THE TWENTY-FIRST SUMMER

OZAKI FILM ALIVE AT ARIAKE COLOSSEUM IN 1987 THE TWENTY-FIRST SUMMER

概要

日本のシンガーソングライター、尾崎豊のライブ映像作品。正式名称は『OZAKI FILM ALIVE AT ARIAKE COLOSSEUM IN 1987 THE TWENTY-FIRST SUMMER』といい、日本語では「オザキ フィルム アライブ アット アリアケ コロシアム イン フィフティーナインエイトセブン ザ トゥウェンティ-ファースト サマー」と読まれる。佐藤輝が監督を務め、2006年4月19日にソニー・ミュージックレコーズよりDVD形式で発売された。

本作は、尾崎豊が1987年7月1日の茨城県民文化センター公演を皮切りに敢行したライブツアー「TREES LINING A STREET TOUR」の中から、同年8月に有明コロシアムで開催された公演の映像を中心に構成されている。

映像化の経緯

本DVDに収められたライブ映像の基となっているのは、1999年（平成11年）12月9日にNHK-BS2で放送された番組「21歳の夏」の素材である。このテレビ放送された映像に加え、当時未公開だった6曲分のパフォーマンスが新たに追加収録され、全16曲としてパッケージ化された。

収録曲

収録された全16曲は、すべて尾崎豊自身が作詞・作曲を手がけたものである。

1. LIFE
2. Driving All Night
3. Bow!
4. 失くした1/2 - ALTERNATIVE
5. Forget-me-not
6. I LOVE YOU
7. 15の夜 -THE NIGHT
8. 路上のルール - RULES ON THE STREET
9. 存在 - EXISTENCE
10. Scrambling Rock'n'Roll
11. 街路樹 - TREES LINING A STREET

アンコール

12. ・ISM
演奏中にマイクのトラブルが発生し、ピアノ担当の樫原伸彦のマイクを代用して歌唱を続けた。
13. Freeze Moon
14. 卒業 - GRADUATION
15. シェリー - Shelly
NHK-BS2で放送された映像では、画面上のちらつきは見られなかった。
16. 僕が僕であるために - MY SONG

未収録曲

この有明コロシアム公演における当日のセットリストには含まれていたものの、本DVDには収録されなかった楽曲が5曲存在する。これらの未収録曲のうち、「誰かのクラクション」と「核 (CORE)」の2曲は、2005年（平成17年）4月23日に放送された特別番組「尾崎豊に会える日」の中で映像が披露されている。

参加ミュージシャン

このライブで尾崎豊のバックを務めたバンドメンバーは、『Yutaka Ozaki & Heart Of Klaxon』としてクレジットされている。参加メンバーは以下の通り。

尾崎豊: ボーカル、ギター、ピアノ、ブルースハープ
江口正祥: ギター
甲斐完司: ギター
樫原伸彦: キーボード
勝又隆一: キーボード
入江“タロー”直之: ベース
西尾純之介: パーカッション
伊藤真視: ドラムス
* 阿部剛: サクソフォン、フルート

本作は、21歳という若さで日本の音楽シーンに強烈な存在感を示していた尾崎豊の、瑞々しくも力強いパフォーマンスを記録した貴重な映像資料となっている。

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