P-01H

ドコモ ケータイ P-01H について

P-01Hは、パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発し、NTTドコモから発売された第3世代移動通信システム（FOMA）に対応した携帯電話です。ドコモ ケータイシリーズの端末であり、iモードに対応した最後の機種として、その歴史に幕を閉じました。

概要

2014年発売のP-01Gの後継機として、2015年に登場しました。P-01Gで好評だった3.4インチの大型ディスプレイを引き継ぎ、視認性が向上しています。特に、80ドットの超大サイズ表示は、メール作成時や電話帳、発着信履歴など、様々な場面で利用可能範囲が広がりました。メニュー画面もアイコンや文字サイズが大きく調整され、「ベーシック（白）」または「ベーシック（黒）」を選択した際には、第二階層まで大きな表示で利用できます。また、「屋外モード」では、コントラスト強調に加えてバックライト輝度もアップし、より見やすくなっています。

パナソニック独自の機能である「ワンプッシュオープンボタン」も引き続き搭載しており、片手で簡単に開閉できます。

新機能と特徴

新たに歩数計機能が追加され、歩数だけでなく、歩行距離、消費カロリー、脂肪燃焼量も表示できます。週間や月間データも確認でき、健康管理にも役立ちます。P-01Gから搭載されている「マルチワンタッチボタン」を使えば、歩数計データの呼び出しや、待受画面での常時表示、サブディスプレイでの歩数表示も可能です。

Bluetooth機能も引き続き搭載しており、カーナビやワイヤレスイヤホンとの接続によるハンズフリー通話、Androidスマートフォンやタブレットとの画像送受信が可能です。画像送受信は、P-01H同士やP-01Gとも行えます。おサイフケータイ機能も搭載しています。

「みまもりメール」機能も新たに搭載され、事前に設定したメールアドレスに、指定した時刻に歩数計データや端末を開いた回数、電池残量などを自動で送信できます。防水防塵性能（IP5X/IP7X等級相当）、1000mAhの長持ちバッテリー、約630MBの大容量メモリも引き続き採用されています。

通話中の画面には、「音声メモ」と「保留」ボタンが追加され、操作性が向上しています。

2016年11月2日に、iモードケータイの出荷が同年中に終了することが発表されたため、P-01Hがiモードに対応した最後の機種となりました。

プリインストールiアプリ

P-01Hには、以下のiアプリがプリインストールされています。

地図アプリ
DCMXクレジットアプリ
iD設定アプリ
Gガイド番組表リモコン
楽オク☆アプリ
ドコモ料金案内
Mobage
リバーシ
ハイパー四川省
モバイルSuica登録用iアプリ
電子マネー「nanaco」
ゴールドポイントカード
ビックポイント機能付きケータイ
ANAモバイルAMCアプリ
おサイフケータイWebプラグイン

歴史

2015年9月30日：2015-2016冬春モデルの1機種として開発が発表され、事前受付が開始されました。
2015年11月24日：発売日が発表されました。
2015年11月27日：販売が開始されました。

関連項目

P-01E
P-01F
P-01G

脚注

NTTドコモ公式サイト

パナソニック公式サイト

外部リンク

P-01H サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
* 携帯電話 P-01H｜ドコモ｜Panasonic

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