P-06C

P-06C：洗練されたデザインと多彩な機能が融合した携帯電話

パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発したNTTドコモのFOMA端末「P-06C」は、docomo STYLE seriesに属する折りたたみ式携帯電話です。最大12色ものカラーバリエーションが用意されており、本体のヒンジ部分と内側のカラーは4色展開で、外側の色と組み合わせることができます。外装は角ばったシンプルなデザインで、凹凸を極力抑え、洗練された印象を与えます。

個性あふれるデザインと充実の機能

Pシリーズの特徴であるワンプッシュオープンボタンも搭載し、片手での操作性を高めています。カメラ部分も凹凸を最小限に抑え、すっきりとしたデザインに仕上がっています。また、IPX5／IPX7の防水性能を備えているため、浴室でのワンセグ視聴も可能です。背面のヒンジ部分には、有機EL小型ディスプレイが配置され、本体カラーに合わせて鏡面仕様となっています。

テンキーの下には、「I」「II」「III」のマルチワンタッチボタンが配置されており、よく使う機能を3つまで登録できます。電話発信、メール作成、電卓、赤外線受信、アラーム、ブックマーク、スケジュール、メモ、バーコードリーダーなど、様々な機能を割り当てることができます。

高画質ワンセグと豊富なコンテンツ

「P-06C」は、VIERAケータイブランドではありませんが、「モバイルWスピード」機能を搭載しており、ワンセグ映像を毎秒15フレームから最大60フレームへと変換することで、よりなめらかで快適な視聴体験を提供します。

プリインストールコンテンツとして、スヌーピーのデコメ絵文字、待ちキャラ、デコメアニメ、待ち受け画面、メニュー画面、アンテナ、メール送受信画面などが用意されています。さらに、2102種類のデコメ絵文字と、メールを簡単にデコメールに変換できる「すぐデコ」機能も搭載しています。

高性能カメラと便利な音声機能

カメラは「インテリジェントオート」機能を搭載しており、被写体を認識して自動的に最適なシーン設定を行うため、誰でも簡単に高画質な写真を撮影できます。また、暗い場所での撮影でも明るく補正する機能も搭載されています。

さらに、富士通製機種で採用されている「しっかりトーク」と「ゆったりトーク」機能もプリセットされているため、通話時の音声設定を状況に合わせて調整することができます。

多様なカラーバリエーション

カラーバリエーションは、大きく分けてモノトーン系、ブラックピンク系、レッドゴールド系の3系統で構成されています。具体的には、ホワイト、シルバー、マットブラック、パールピンク、コーラルピンク、マゼンタ、ローズゴールド、ゴールド、イエロー、オレンジ、レッドの12色が用意されています。

対応サービスとアプリケーション

2011年夏モデルの新サービスである「50メガiモーション」や「声の宅急便」には対応していませんが、着うたや動画などのコンテンツをまとめてダウンロードできるコンテンツパッケージには対応しています。

また、ドコモマーケットやP-SQUARE MARKETから様々なアプリケーションやコンテンツをダウンロードしてインストールすることも可能です。

発売時期とソフトウェアアップデート

「P-06C」は2011年7月29日に6色、8月26日に残りの6色が発売されました。2012年2月14日には、動画再生に関する不具合を修正するソフトウェアアップデートが提供されました。

まとめ

「P-06C」は、豊富なカラーバリエーションと、使いやすさを追求したデザイン、そして充実の機能が魅力の携帯電話です。ワンセグの高画質化、デコメール機能、スヌーピーコンテンツなど、多くのユーザーを満足させる要素が詰まった一台と言えるでしょう。防水機能も備えているため、日常生活で安心して使用できます。

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