P252iS

「ムーバ P252iS」は、パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話（mova）端末です。2003年秋に発売されたP252iの後継モデルとして、大幅な小型化が図られ、当時の日本国内において最小サイズのカメラ付き折りたたみ携帯電話として登場しました。

デザイン面では、同年2月に発売されたFOMA端末「P900i」をベースに、角ばったボディを採用しています。P900iのデザインを踏襲しつつ、よりコンパクトでスタイリッシュな印象を与える外観となっています。

機能面では、前モデルから引き続き、ワンプッシュオープンボタンやminiSDメモリーカードスロットを搭載。これにより、携帯電話の操作性向上とデータ保存の利便性を確保しています。また、カメラレンズの横にはステレオスピーカーを搭載し、音楽や動画視聴時の臨場感を高める工夫が施されています。

さらに、ダイヤルキーには立体造形を採用。これにより、キーの押しやすさを向上させ、快適な操作性を実現しています。ドコモでは最多となる5色のカラーバリエーションを展開し、いずれもツートンカラーで、食べ物をイメージしたユニークなカラー名が付けられているのも特徴です。

発売は2004年4月16日。movaサービスは2012年3月31日に終了したため、本端末の使用も同日をもって終了しました。

主な特徴

小型軽量化：P252iから大幅に小型化され、当時国内最小のカメラ付き折りたたみ携帯電話となりました。
デザイン：P900iをベースにした角ばったボディデザインを採用。
機能：ワンプッシュオープンボタン、miniSDメモリーカードスロット、ステレオスピーカーを搭載。
操作性：立体造形のダイヤルキーにより押しやすさを向上。
カラーバリエーション：ドコモ最多の5色展開、ツートンカラーで食べ物をイメージしたカラー名を採用。



関連情報

P252i: 前モデル
P253i: 同時期のモデル
P900i: デザインのベースとなったFOMA端末

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