P504iS

mova [P504i]]Sは、2002年に松下通信工業（現パナソニック モバイルコミュニケーションズ）から発売されたNTTドコモの第二世代携帯電話][[端末です。この端末は、50xシリーズとして初めてカメラを搭載したモデルであり、その特徴的なデザインと機能性で注目を集めました。

主な特徴

カメラ機能: P504iSの最大の特徴は、メインディスプレイ側とサブディスプレイ側の両方にカメラが搭載されている点です。これにより、ユーザーは様々な角度からの撮影を楽しむことができました。特に、サブディスプレイ側のカメラは自分撮りなどに便利で、当時の携帯電話としては画期的な機能でした。
サブディスプレイ: サブディスプレイには、1.1インチの大型TFT液晶が採用されました。これにより、従来のサブディスプレイよりも表示が見やすくなり、着信時やメール受信時などの情報も確認しやすくなりました。
デザイン: P504iSは、カメラ機能を追加しながらも、厚さをP504iからわずか2mm増に抑えることに成功しました。これにより、携帯性を損なうことなく、カメラ付き携帯電話の利便性を実現しました。
基本機能: 基本的な機能はP504iを踏襲しており、通話やメール、インターネットブラウジングなどの基本的な操作は問題なく行えました。

歴史

2002年7月19日: 電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証を取得（設計認証番号A02-0590JP、J02-0076）。
[2002年]]8月5日: テレコムエンジニアリングセンター]による[[技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号01WAA1033）。
2002年11月12日: 満を持して発売開始。
2003年1月6日: TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を追加取得（工事設計認証番号01WAA1061）。
2003年5月14日: TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を再度追加取得（工事設計認証番号01WAA1100）。
2012年3月31日: movaサービスの終了に伴い、P504iSもこの日をもって使用が終了しました。

その他

* P504iSは、松下通信工業名義で発売された最後の携帯電話端末となりました。これは、同社がパナソニック モバイルコミュニケーションズに移行する前の最後の製品であり、歴史的な意味を持っています。この端末の発売以降、松下通信工業のブランドは携帯電話市場から姿を消すこととなりました。

まとめ

mova P504iSは、当時としては先進的なカメラ機能と使いやすいデザインを兼ね備えた画期的な携帯電話でした。その登場は、後の携帯電話の進化に大きな影響を与えたと言えるでしょう。松下通信工業の歴史においても、この端末は重要な位置を占めています。また、movaサービス終了によって、その役割を終えましたが、携帯電話の歴史を語る上で欠かせない一台です。


参考資料:ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P504iS ケータイWatch 2002年11月13日

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