P504i

mova P504iは、松下通信工業（現[パナソニック モバイルコミュニケーションズ]]）が製造し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話][[端末です。この機種は、従来のP503iSと比較して大幅な薄型化を実現し、当時の携帯電話業界において大きな注目を集めました。

特徴

驚異的な薄さ:

P504iの最大の特徴は、その薄さです。16.8mmという厚さは、当時の携帯電話としては非常に薄く、携帯性を大きく向上させました。

TFT液晶の採用:

NTTドコモ向けの松下製端末としては初となるTFT液晶が採用されました。これにより、より高精細で美しい表示が可能となり、ユーザーエクスペリエンスが向上しました。

機能の進化:

iアプリの保存件数が最大200件に増加し、より多くのアプリケーションを保存できるようになりました。また、着メロは32和音に対応し、より多彩なサウンドを楽しむことができるようになりました。文字変換機能も強化され、予測変換に対応するなど、使いやすさが向上しています。

専用イヤホンマイク端子:

イヤホンマイク端子には、専用の平型端子が採用されました。

ワンプッシュオープンの初搭載:

携帯電話としては初めて、ワンプッシュオープン機構が搭載されました。これにより、片手で簡単に端末を開くことができ、利便性が向上しました。（PHSでは2001年に同機構搭載の機種が存在しています。）

歴史

[2002年]]1月31日：テレコムエンジニアリングセンター]による[[技術基準適合証明を取得。
2002年3月11日：電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証を取得。
2002年3月14日：TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を取得。
2002年6月5日：発売開始。
2003年1月6日：TELECによる技術基準適合証明の工事設計認証を追加取得。
2012年3月31日：movaサービス終了に伴い、本機種の使用も終了。

関連情報

P504iS:

P504iのマイナーチェンジモデルであるP504iSも存在します。

外部リンク

* ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P504i - ケータイWatch 2002年6月6日

もう一度検索