Pepz

pepz(ペップズ)とは



ソニーがかつて展開していたマイクロコンポのブランド、それがpepz(ペップズ)です。1990年代後半から2000年代にかけて、多様なモデルが市場に投入されました。しかし、2014年現在、全ての機種が生産終了となっています。初期のモデルはCD、MD、カセットデッキ、チューナーなどを一体化し、後のモデルではMDLP対応やDVD再生機能、Net MD機能などを搭載するなど、時代とともに進化を遂げました。特徴的なデザインと多機能性で、多くのオーディオファンを魅了したブランドです。

主な機種一覧



以下に、pepzシリーズの主な機種とそれぞれの特徴をまとめました。

CMT-J3MD
発売日:1999年11月10日
特徴:CD・MDデッキ・カセットデッキ・チューナーを一体化。MDLP制定前のモデルのため、MDLPには非対応。カラーはシルバー、ホワイト、メタリックの3色。

CMT-F3MD
発売日:2000年6月21日

CMT-J1MD
発売日:2000年6月21日

CMT-PX3
発売日:2000年9月1日

CMT-PX5
発売日:2000年9月10日
特徴:3CDチェンジャー、MDデッキ、チューナーを搭載。カセットデッキとMDLPグループ機能は非搭載。SPモード時のみ、CDからMDへ4倍速録音が可能(MDLP時は2倍速)。

CMT-PX5LTD
発売日:2000年10月10日
特徴:CMT-PX5の音質チューンアップモデル。ボディカラーはカーボンブラック。

CMT-PX7
発売日:2000年10月10日
特徴: pepzシリーズ唯一の2BOX構造。3CDチェンジャー、3MDチェンジャー、チューナー搭載。民生用でMDLP対応MDチェンジャー搭載は当機種のみ。漢字・ひらがな表示に対応。

CMT-J100
発売日:2001年3月21日

CMT-PX333
発売日:2001年5月1日

CMT-J300
発売日:2001年5月10日
特徴:CMT-J3MDの後継モデル。MDLPに対応。カラーはシルバー、ホワイト、メタリックの3色。フレーム交換による着せ替えが可能。CD→MD高速録音はSP・LPともに2倍速。

CMT-P555DVD
発売日:2001年11月10日

CMT-M100
発売日:2001年11月10日
特徴:CMT-J300の後継モデル。カラーはラッテホワイト、モカシルバー、エスプレッソブラックの3色。ATRAC用DSP TYPE-R搭載でSPモード時の高音質化を実現。

CMT-M700DVD
発売日:2002年4月21日
特徴:CD、MD、カセットチューナーに加え、DVD再生機能も搭載。外観はCMT-M100に近い。カラーはシルバーとブルーの2色。

CMT-J500
発売日:2002年6月21日
特徴:CMT-M100の後継モデル。LPモード対応のATRAC用DSP Type-S搭載。MDLPモードでも4倍速録音が可能。

CMT-M333NT
発売日:2002年11月21日
特徴:Net MD搭載。PC接続用のUSBケーブルとSonicStageが付属。CD、MD、カセットチューナーのオールインワン。光デジタル入力端子やアナログ入力端子も装備。CD→MD4倍速録音機能、ATRAC用DSP Type-S搭載。カラーはシルバー、ホワイト、ブルーの3色。バックライトはシルバーのみオレンジ、他はブルー。

CMT-M3
発売日:2005年10月21日
特徴: CD、MD(MDLP対応)、カセットチューナーを搭載。デジタルオーディオプレーヤー接続用のステレオミニジャックを装備。大型液晶と511色から選べるバックライトを搭載。CD→MDシンクロ録音、4倍速録音機能搭載。カセットデッキのオートリバース機能などは省略。カラーはシルバー、ホワイト、ブラックの3色。

CMT-M35WM
発売日:2007年11月21日
特徴:pepzシリーズ最終機種。ウォークマン専用USB端子を装備し、ウォークマンとの連携が可能。ソニー製MD対応製品として最後まで生産された。2013年1月31日に生産完了。

シリーズの特徴



pepzシリーズは、多機能性とデザイン性を重視したマイクロコンポのブランドでした。初期モデルでは、CD、MD、カセットといった当時の主要な音楽メディアに対応し、後期のモデルではMDLPやDVD再生機能、Net MD機能など、時代のニーズに応じた機能が追加されました。また、各モデルごとにカラーバリエーションやデザインの工夫が凝らされており、ユーザーの個性を演出する要素も持っていました。

関連情報



ソニー
ミニコンポ
NETJUKE
Net MD
SoundGate
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外部リンク


pepz
CMT-M3の商品情報
* CMT-M35WMの商品情報

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