PlayStation 4のゲームタイトル一覧 (2019年)

2019年 PlayStation 4 ゲームタイトル市場の動向

2019年は、PlayStation 4 (PS4) のゲーム市場において、大きな変化が見られた年でした。パッケージ版の販売本数が減少する一方で、ダウンロード販売への移行が加速。また、新規タイトルの健闘や人気シリーズの最新作のリリースなど、話題に事欠かない一年となりました。

パッケージ販売の減少とダウンロード販売の増加

ゲームソフトの販売形態は、パッケージ版からダウンロード版へと移行する傾向が強まっていました。2018年に大ヒットした『モンスターハンター:ワールド』の反動もあり、2019年のパッケージタイトルの総販売本数は前年比85.98%と減少。PS4本体の販売台数も前年比67.39%と大きく落ち込み、増税前の駆け込み需要を除けば、前年実績を上回ることはありませんでした。

新規タイトルの躍進

そのような状況下でも、新規タイトルは健闘を見せました。戦国時代末期の忍者を主人公にしたアクションアドベンチャー『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、その高いゲーム性と世界観が評価され、日本国内だけでも26.8万本近い売り上げを記録。世界的なゲームクリエイターである小島秀夫氏が設立したコジマプロダクションのデビュー作『デス・ストランディング』も成功を収めました。ノーマン・リーダス氏をはじめとする世界的俳優の3Dモデルや、分断されたアメリカを繋ぎ直すという物語は、多くのゲーマーの心を掴みました。

人気シリーズの安定した人気

既存フランチャイズも安定した人気を誇りました。『キングダムハーツ』シリーズの「ダークシーカー編」完結作となる『キングダム ハーツIII』は、初週で約64万本を売り上げ、年末までに86万本を超える大ヒットを記録。『バイオハザード RE:2』は、『バイオハザード2』を現代の技術で再構築した作品で、初週26.5万本、年末には40万本を超えるセールスを達成しました。

海外開発タイトルの成功

日本国外で開発されたタイトルも成功を収めています。北米では、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』がダウンロードランキングで1位を獲得するなど、世界的な人気を博しました。

まとめ

2019年のPS4ゲーム市場は、パッケージ販売の減少という課題を抱えながらも、魅力的な新作や人気シリーズの続編が登場し、活況を呈しました。ダウンロード販売の増加や海外タイトルの躍進など、新たな潮流が見られた一年となりました。

凡例

V：PlayStation VR対応
オ：オンラインプレイ対応
P：PSN対応
パ：パッケージ併売（●：当年、〇：翌年以降）

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