Promised Love -THE ALFEE BALLAD SELECTION-

『Promised Love -THE ALFEE|THE_ALFEE BALLAD SELECTION』について

『Promised Love -THE ALFEE|THE_ALFEE BALLAD SELECTION』は、1992年12月16日に発売された、日本のロックバンドTHE ALFEE|THE_ALFEEの12枚目のベストアルバムです。このアルバムはその名の通り、主にバラード曲を中心に収録されていますが、ただのベストアルバムにとどまらず、アレンジや新録曲をふんだんに取り入れた内容になっています。

アルバムの特徴

本アルバムには、音源提供となる既存曲がわずか4曲のみで、残りの8曲については新しいアレンジが施された新録版やセルフカバー、新たに書き下ろされた楽曲が含まれています。このように、アルバム全体を通して新鮮さを感じさせる構成となっており、ファンにとっても新たな楽しみが盛り込まれています。

収録曲のすべては高見沢俊彦が作詞作曲を手がけ、THE ALFEE|THE_ALFEE自身が編曲を行っています。特に注目すべきは、各曲が新たな姿で生まれ変わっている点で、聴き手にとって新旧の良さを一度に味わえる魅力があります。

収録曲紹介

1. 確かに For Your Love (new take)
従来のバージョンに対してどのように新たな息吹が吹き込まれたのか、ぜひ耳を傾けてほしい曲です。

2. Promised Love
このアルバムのタイトルにもなっており、感情豊かなバラードです。

3. 恋人達のペイヴメント (new take)
青木望によるストリングス・アレンジが加わり、聴きごたえが増しています。

4. Loving You
改めて聴くことで、歌詞やメロディの奥深さを感じさせてくれます。

5. My Sweet Home Town
1988年に明石家さんまに提供した楽曲をセルフカバーしたもので、オリジナルとはまた異なる魅力があります。

6. NOBODY KNOWS ME (new take)
リフレッシュされたこの楽曲は、背景にある思いが新たに伝わってきます。

7. 心の鍵 (new take)
冬の情景を歌ったこの曲は、歌詞が追加され、アレンジも大幅に変わっています。坂崎によるフルアコースティック・エレキギターの使用が際立ちます。

8. Wind Tune (new take)
武部聡志とのコラボによる編曲が新しい風を吹き込んでいます。

9. 泣かないでMY LOVE (new take)
バラードの持つ情感がより強調されています。

10. 風よ教えて (new take)
こちらもアレンジが新しく、聴くことで一層心に響くでしょう。

11. 1月の雨を忘れない
しっとりとしたバラードで、情景を思い浮かべるような感覚を与えてくれます。

12. Musician (new take)
アルバム『讃集詩』とは異なり、歌詞やアレンジも変更され、全く新しい印象があります。

13. いつも君がいた
佐藤準との共同編曲で、より深い情感が引き出されています。

14. Promised Night
1992年の夏、野外ライヴ「JUST LIVE!〜Promised Night」のために書き下ろされた新曲です。

このアルバムは、THE ALFEE|THE_ALFEEの音楽キャリアの中でも特に感情豊かな作品であり、ファンや新しいリスナーにとっても楽しむことができる一枚となっています。

もう一度検索