R31HOUSE

R31HOUSEの紹介

R31HOUSE（アールサンイチハウス）は、岐阜県加茂郡坂祝町に本社を構える自動車関連企業、柴田自動車株式会社が運営する自動車販売店です。この店名は、特に7代目R31型スカイラインに特化した部品の製造と販売を行っていることを示しています。

特化したビジネスモデル

R31HOUSEは、特定の車種—R31型スカイライン—に焦点を当て、メインブランドとして掲げる数少ない企業の一つです。主な業務には、廃盤部品の復刻、競技用部品の開発、純正部品の販売が含まれており、さらに古い車種の中古販売やスカイラインおよびGT-Rの買取も行っています。

特に目を引くのは、同社が本社近くのヤードに保有するR31型スカイラインのストックで、なんと437台。これらは代表取締役の柴田達寛が20代の頃から集めてきたもので、これによりR31型スカイラインの修理や部品の入手が極めて容易になっています。柴田氏は、「R31型スカイラインであれば、どのパーツも修理できる」と自信を持って語ります。

モータースポーツへの取り組み

さらに、R31HOUSEはレーシングチームの運営も行っており、ドリフト競技の国内最高峰大会、D1グランプリやフォーミュラ・ドリフトジャパン（FDJ）に参加しています。D1グランプリではインフィニティ・Q60を使用し、FDJにはR31型スカイラインを投入していました。このような競技に参加することで得られた知識や経験は、商品開発やサービスの向上に役立っています。

また、R31HOUSEのオリジナルブランドタイヤ「シバタイヤ」は、ドリフトでの経験を活かして開発されており、中国のレイダンで製造されていますが、企画やテスト、品質管理はすべて柴田自動車が責任を負っています。

地域と顧客の絆

毎年開催される「全国ミーティング」と名付けられた各種サーキットでの貸切イベントは、顧客との絆を深める重要な機会となっています。このイベントは、愛好者を一堂に集めることで、R31型スカイラインファン同士の連帯感を育む場にもなっています。

会社の沿革

R31HOUSEは1997年に岐阜県加茂郡坂祝町で創業され、その後2002年には本社施設を改築し、部品倉庫を増設しました。こうした成長は独自の専門性と顧客への強い姿勢に支えられています。

まとめ

R31HOUSEは、R31型スカイラインの専門店として、パーツ供給、整備、カスタムの分野でその存在感を高めています。自動車好きにとっては、単なる販売店ではなく、希少な部品やカスタムのサポートを提供する大切な拠点として、今後もトップクラスのサービスを提供し続けることでしょう。

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