ムーバ R692i GEOFREE II (ムーバ・アール ろく きゅう に アイ ジオフリー ツー)
ムーバ R692i GEOFREE IIは、
日本無線が製造し、
NTTドコモから発売された第二世代携帯電話(mova)端末です。この端末は、防水性能を強化した「GEOFREE」シリーズの第2弾として登場しました。
概要
GEOFREE IIは、初代モデルである
R691iをベースに、カラー液晶を搭載したモデルです。この端末は、
日本無線が最後に手掛けたmova端末としても知られています。
R211iをベース機種として設計されたと推測されています。
特徴
防水性能: JIS保護等級7相当の防水機能を備えており、水濡れによる故障のリスクを低減しています。日常生活での水しぶきはもちろん、一時的な水没にも耐える設計となっています。
水に浮く: この端末の最大の特徴の一つとして、水に浮くことが挙げられます。万が一、水中に落としてしまっても回収が容易なため、アウトドアでの利用や水辺での使用にも適しています。
歴史
2002年5月28日: テレコムエンジニアリングセンターによって技術基準適合証明の工事設計認証を取得(工事設計認証番号01WZA1006)。
2002年6月21日:
電気通信端末機器審査協会による
技術基準適合認定の設計認証を取得(設計認証番号A02-0504JP、J02-0071)。
2002年7月29日: NTTドコモから公式にプレスリリースが発表されました。
2002年8月5日: ムーバ R692i GEOFREE IIが正式に発売されました。
2012年3月31日: movaサービスの終了に伴い、この日をもって使用不可となりました。長年にわたり利用されてきたmova端末としての役割を終えました。
関連情報
メーカー:
日本無線
シリーズ: GEOFREE
前モデル:
R691i
類似機種: SO902iWP+
外部リンク
日本無線 ニュース
2002年8月5日'>パンフレット (PDF)
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ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ R692i (ケータイWatch
2002年8月22日)
ムーバ R692i GEOFREE IIは、防水機能と水に浮くというユニークな特徴を持ち、当時のユーザーに安心感を提供しました。また、カラー液晶の採用により、視認性が向上し、より快適な使用感を実現しました。
日本無線が手掛けた最後のmova端末として、その歴史に名を刻んでいます。サービス終了により現在では利用できませんが、その革新的な機能は記憶されるべきでしょう。