RCCイブニングワイド

RCCイブニングワイド

『RCCイブニングワイド』は、中国放送（RCC）が2005年3月28日から2009年3月27日までの間、平日毎日15:54から18:55に放送されたテレビ番組です。この番組は、TBSが制作した『イブニング・ファイブ』のスタートを受けて、以前の『ごじテレ。』を改編した形で新たに企画されました。広島地域では、3時間にわたる情報・報道番組が放送されるのは約3年半ぶりとなります。

番組の構成

『RCCイブニングワイド』は、3つの部に分かれて放送されました。初めの部は「イブニング・ふぉー」というRCC発のローカル番組で、15:54から16:53までの時間帯に放送されました。次の部では、TBSテレビが制作した「イブニング・ファイブ」と「JNNイブニング・ニュース」がネットワーク番組として放送され、17:50以降は全国共通のニュースに切り替わりました。最後の部は「イブニング・ニュース広島」で、RCCによるローカル番組が18:16から18:55まで放送されていました。

2009年の春、TBSの『イブニング・ファイブ』と『JNNイブニング・ニュース』が放送終了を迎えました。この時以降も、16時台に放送されていた「イブニング・ふぉー」だけが存続し、その他の番組は『総力報道!THE NEWS』にブランド名を変更しつつも、同じ時間帯にリニューアルされることとなりました。特に、17時台に関しては、次の番組となる『サカスさん』がネットでは受けず、再放送の『水戸黄門』がその枠を埋めることになりました。

イブニング・ふぉー

「イブニング・ふぉー」のテーマ曲は、東京スカパラダイスオーケストラによる「What A Wonderful World」が使用され、番組は2012年3月19日に最終回を迎えることとなりました。この番組は、TBSの『イブニング・ファイブ』と同じデザインのタイトルロゴを使用している唯一の番組であり、4月の改編からは放送時間を拡大し、『イマなま3チャンネル』と改名されました。司会は引き続き西田篤史と伊藤文が担当しました。

出演者

番組の終了時には、月曜日から金曜日までの司会進行を西田篤史と伊藤文が務め、リポーター陣には大本祐子や原田秀子、合原美紀子、小川涼子らが名を連ねていました。また、過去には藤井祐子や増田睦美もリポーターとして活躍していました。天気担当の濱野淳も、初期の放送を支えていました。

タイムテーブル

この番組の放送スケジュールは次のようになっていました。

• - 15:45 - オープニング
• - 15:47 - やじカメ
• - 15:51 - 特集
• - 16:20 - 楽うまクッキング
• - 16:30 - 広島のニュース
• - 16:34 - トレンドふぉー
• - 16:36 - テレビ宝探し
• - 16:39 - エンディング

イブニング・ニュース広島

18:16から18:55まで放送されていた「イブニング・ニュース広島」は、東京からのJNNイブニング・ニュースを終了した後、広島県に特化したニュースを提供するためのローカル番組でした。リポーターには西田篤史や小林康秀、和佐由紀子などが務め、天気予報やスポーツニュースも含まれていました。

このように、『RCCイブニングワイド』は、地域に密着した情報提供を目指し、多様な内容を織り交ぜながら放送されていました。

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