ROCK FUJIYAMA
『ROCK FUJIYAMA』は、2006年4月から2007年3月にかけてテレビ東京で全51回放送された音楽バラエティ番組です。また、2020年6月からはYouTubeチャンネルでも展開されています。
「大人のロック!推進計画」をコンセプトに掲げ、地上波ではあまり見られない「ロック好きな大人のための番組」として放送されました。番組は、架空のロサンゼルスにある「リトル高田馬場」のチャンネル69から衛星中継されているという設定で進行しました。
出演者やスタッフ、番組の基本フォーマットは、2005年に放送された『ヘビメタさん』とほぼ同じでしたが、表向きは「一切関連は無い」という体裁でした。しかし、『ヘビメタさん』よりもロックのジャンルの幅を広げ、ロックの歴史や名盤紹介など、中高年のロック愛好家も楽しめる内容となっていました。
インターネットテレビのGyaOでは、本番組との連動番組『GyaO FUJIYAMA』が配信されていました。こちらは『ROCK FUJIYAMA』の本番終了後に撮影されたという設定でしたが、実際の撮影状況は不明です。当初は『ROCK FUJIYAMA』のコーナーの補足やロックファッションの紹介が中心でしたが、2006年10月に内容がリニューアルされました。
2020年6月にはYouTubeチャンネルが開設され、過去の放送を再編集した動画や、ロックについて語り尽くす企画、現代のヒット曲をロックアレンジする企画、ゲストを招いた企画などが順次配信されています。2020年12月には、マーティ・フリードマン、ROLLY、KENNY GUYの3人が13年ぶりにスタジオに集まり生配信を行いました。また、2022年1月にはウドー音楽事務所とのコラボレーション動画も公開されました。
レギュラー
マーティ・フリードマン: 元メガデスのギタリストで親日家。番組の要として、ギターテクニックや演奏を披露しました。
KENNY GUY（鮎貝健）: 番組MC。「HELL YEAH!!」（ロックやろうぜ!!）が決め台詞で、YouTube公式チャンネルでは「KEN」という通称で親しまれています。
ROLLY: マーティの前に現れる「ロック刺客」という設定で、マーティやゲストとギター・ゲーム対決やセッションを行いました。
SHELLY: 「ロックゲイシャガール」という設定の番組アシスタント。YouTube公式チャンネルにも出演しました。
ロック忍者 頼正（久武頼正）: 「ロックニンニン!!」と登場し、高笑いと共に去っていく謎の忍者。番組内での通称は「ニンニン」。第5回からは椅子を持参し、アーティスト情報やロック雑学を解説しました。
ルーク篁: ROLLYの代役を務め、『GyaO FUJIYAMA』では頼正の代役も務めました。最終回で準レギュラーだったことが判明しました。
きくまる: 「SHELLYのバラードに抱かれて」に出演。『ヘビメタさん』では「和製（和式）ジーン・シモンズ」としてエアメタルゴッドの称号を与えられました。最終回ではスタジオで自慢のベースを披露しました。
主なゲスト
番組には、様々なジャンルのアーティストや著名人がゲストとして出演しました。以下に一部を紹介します。
大友康平（HOUND DOG）
西城秀樹
京本政樹
大槻ケンヂ
野村義男
相川七瀬
カンニング竹山
真矢（LUNA SEA）
佐野史郎
青田典子
MCU (KICK THE CAN CREW)
東貴博
木村カエラ
アンドリューW.K.
宇都宮隆 (TM NETWORK|TM_NETWORK)
ジェイク・シマブクロ
ムッシュかまやつ
DragonForce
デーモン小暮閣下
ポール・ギルバート (MR. BIG)
安良城紅
白井貴子
山本耕史
大黒摩季
近田春夫
みうらじゅん
ケリー・キング (SLAYER)
高橋ジョージ
鮎川誠
横山健 (Hi-STANDARD)
Fujiyama Greatest Hits: ロックの名バンド3組を紹介するコーナーで、『ヘビメタさん』の「School of Metal」とほぼ同様の内容でした。
ハナウタ湯: ゲストがハナウタでロックを口ずさみ、マーティとROLLYが曲名を当てるという企画。『ヘビメタさん』の「口リフ対決」と類似していました。
マーティのロック・ミーツ・ザ・ライジングサン: マーティが日本の歌謡曲や民謡をロックアレンジで披露するコーナー。『ヘビメタさん』の「メタル魂 in Japan」と同様の内容でした。
ロック百人一首: ROLLYが演奏したフレーズから曲が収録されたアルバムジャケットを当てるゲーム。
SHELLYのロック語講座: SHELLYによるロックな英語講座。
SHOP FUJIYAMA: 頼正がセレクトしたロックアーティストのDVDを紹介するコーナーで、「Fujiyama Greatest Hits」と同内容でした。
文字リフ名人戦 スタジオジリフ: ギターリフを文字で表現し、それを当てるクイズ。
ロック！みつおせんだゲーム: せんだみつおゲームのロック版で、間違えると青汁ロックを飲まされました。
SHELLYのバラードに抱かれて: きくまるがマスターを務めるロックバーで、頼正がSHELLYを口説きつつバラードを紹介する企画。
ギターワールドカップ: マーティとROLLYの「FUJIYAMA JAPAN」とDragonForceの「イギリスチーム」によるギター対決。
スターレス高嶋のプログレを語らナイト: 髙嶋政宏がプログレの魅力を語るコーナー。
ロックテール岩尾の俺に歌わせろ！: フットボールアワーの岩尾望がヘッドフォンから流れてくる曲を口ずさみ、マーティとROLLYが曲名を当てる企画。
リフは地球を救う！フジヤマ・ロックスター大感謝祭: 最終回の総集編企画で、番組出演者がリクエストした曲を次々と演奏しました。
2006年11月20日の放送で結成が発表されたR.F.B.は、番組出演者に加え、ドラムに真矢、ベースにMASAKIを迎えたバンドです。アルバムは洋楽カバーを中心に、オリジナルナンバーも収録されました。
収録曲
BASKET CASE / GREEN DAY (feat. SHELLY)
HOUND DOG (YOU AIN'T NOTHING BUT A HOUND DOG) / Elvis Presley (feat. MARTY FRIEDMAN)
LIGHTS!! CAMERA!! ELIXIR!! / MARTY FRIEDMAN (feat. MCU)
PURPLE HAZE / JIMI HENDRIX (feat. 野村義男)
SUMMER OF' 69 / Bryan Adams (feat. KENNY GUY)
BEN / Michael Jackson (feat. ROLLY)
LIVE TO TELL / Madonna (feat. 相川七瀬)
DON'T STOP BELIEVIN' / Journey
ARE YOU GONNA GO MY WAY / Lenny Kravitz (feat.ルーク篁)
雑音（ノイズ）の雨 (STATIC RAIN) / MARTY FRIEDMAN featuring KIRITO
* FUJIYAMA で会いましょう
『ROCK FUJIYAMA』は、ロックファンにとって見逃せないバラエティ番組であり、YouTubeチャンネルでもその魅力を再発見できます。
番組概要
「大人のロック!推進計画」をコンセプトに掲げ、地上波ではあまり見られない「ロック好きな大人のための番組」として放送されました。番組は、架空のロサンゼルスにある「リトル高田馬場」のチャンネル69から衛星中継されているという設定で進行しました。
出演者やスタッフ、番組の基本フォーマットは、2005年に放送された『ヘビメタさん』とほぼ同じでしたが、表向きは「一切関連は無い」という体裁でした。しかし、『ヘビメタさん』よりもロックのジャンルの幅を広げ、ロックの歴史や名盤紹介など、中高年のロック愛好家も楽しめる内容となっていました。
インターネットテレビのGyaOでは、本番組との連動番組『GyaO FUJIYAMA』が配信されていました。こちらは『ROCK FUJIYAMA』の本番終了後に撮影されたという設定でしたが、実際の撮影状況は不明です。当初は『ROCK FUJIYAMA』のコーナーの補足やロックファッションの紹介が中心でしたが、2006年10月に内容がリニューアルされました。
2020年6月にはYouTubeチャンネルが開設され、過去の放送を再編集した動画や、ロックについて語り尽くす企画、現代のヒット曲をロックアレンジする企画、ゲストを招いた企画などが順次配信されています。2020年12月には、マーティ・フリードマン、ROLLY、KENNY GUYの3人が13年ぶりにスタジオに集まり生配信を行いました。また、2022年1月にはウドー音楽事務所とのコラボレーション動画も公開されました。
出演者
レギュラー
マーティ・フリードマン: 元メガデスのギタリストで親日家。番組の要として、ギターテクニックや演奏を披露しました。
KENNY GUY（鮎貝健）: 番組MC。「HELL YEAH!!」（ロックやろうぜ!!）が決め台詞で、YouTube公式チャンネルでは「KEN」という通称で親しまれています。
ROLLY: マーティの前に現れる「ロック刺客」という設定で、マーティやゲストとギター・ゲーム対決やセッションを行いました。
SHELLY: 「ロックゲイシャガール」という設定の番組アシスタント。YouTube公式チャンネルにも出演しました。
ロック忍者 頼正（久武頼正）: 「ロックニンニン!!」と登場し、高笑いと共に去っていく謎の忍者。番組内での通称は「ニンニン」。第5回からは椅子を持参し、アーティスト情報やロック雑学を解説しました。
ルーク篁: ROLLYの代役を務め、『GyaO FUJIYAMA』では頼正の代役も務めました。最終回で準レギュラーだったことが判明しました。
きくまる: 「SHELLYのバラードに抱かれて」に出演。『ヘビメタさん』では「和製（和式）ジーン・シモンズ」としてエアメタルゴッドの称号を与えられました。最終回ではスタジオで自慢のベースを披露しました。
主なゲスト
番組には、様々なジャンルのアーティストや著名人がゲストとして出演しました。以下に一部を紹介します。
大友康平（HOUND DOG）
西城秀樹
京本政樹
大槻ケンヂ
野村義男
相川七瀬
カンニング竹山
真矢（LUNA SEA）
佐野史郎
青田典子
MCU (KICK THE CAN CREW)
東貴博
木村カエラ
アンドリューW.K.
宇都宮隆 (TM NETWORK|TM_NETWORK)
ジェイク・シマブクロ
ムッシュかまやつ
DragonForce
デーモン小暮閣下
ポール・ギルバート (MR. BIG)
安良城紅
白井貴子
山本耕史
大黒摩季
近田春夫
みうらじゅん
ケリー・キング (SLAYER)
高橋ジョージ
鮎川誠
横山健 (Hi-STANDARD)
主なコーナー
Fujiyama Greatest Hits: ロックの名バンド3組を紹介するコーナーで、『ヘビメタさん』の「School of Metal」とほぼ同様の内容でした。
ハナウタ湯: ゲストがハナウタでロックを口ずさみ、マーティとROLLYが曲名を当てるという企画。『ヘビメタさん』の「口リフ対決」と類似していました。
マーティのロック・ミーツ・ザ・ライジングサン: マーティが日本の歌謡曲や民謡をロックアレンジで披露するコーナー。『ヘビメタさん』の「メタル魂 in Japan」と同様の内容でした。
ロック百人一首: ROLLYが演奏したフレーズから曲が収録されたアルバムジャケットを当てるゲーム。
SHELLYのロック語講座: SHELLYによるロックな英語講座。
SHOP FUJIYAMA: 頼正がセレクトしたロックアーティストのDVDを紹介するコーナーで、「Fujiyama Greatest Hits」と同内容でした。
文字リフ名人戦 スタジオジリフ: ギターリフを文字で表現し、それを当てるクイズ。
ロック！みつおせんだゲーム: せんだみつおゲームのロック版で、間違えると青汁ロックを飲まされました。
SHELLYのバラードに抱かれて: きくまるがマスターを務めるロックバーで、頼正がSHELLYを口説きつつバラードを紹介する企画。
単発企画
ギターワールドカップ: マーティとROLLYの「FUJIYAMA JAPAN」とDragonForceの「イギリスチーム」によるギター対決。
スターレス高嶋のプログレを語らナイト: 髙嶋政宏がプログレの魅力を語るコーナー。
ロックテール岩尾の俺に歌わせろ！: フットボールアワーの岩尾望がヘッドフォンから流れてくる曲を口ずさみ、マーティとROLLYが曲名を当てる企画。
リフは地球を救う！フジヤマ・ロックスター大感謝祭: 最終回の総集編企画で、番組出演者がリクエストした曲を次々と演奏しました。
ROCK FUJIYAMA BAND
2006年11月20日の放送で結成が発表されたR.F.B.は、番組出演者に加え、ドラムに真矢、ベースにMASAKIを迎えたバンドです。アルバムは洋楽カバーを中心に、オリジナルナンバーも収録されました。
収録曲
BASKET CASE / GREEN DAY (feat. SHELLY)
HOUND DOG (YOU AIN'T NOTHING BUT A HOUND DOG) / Elvis Presley (feat. MARTY FRIEDMAN)
LIGHTS!! CAMERA!! ELIXIR!! / MARTY FRIEDMAN (feat. MCU)
PURPLE HAZE / JIMI HENDRIX (feat. 野村義男)
SUMMER OF' 69 / Bryan Adams (feat. KENNY GUY)
BEN / Michael Jackson (feat. ROLLY)
LIVE TO TELL / Madonna (feat. 相川七瀬)
DON'T STOP BELIEVIN' / Journey
ARE YOU GONNA GO MY WAY / Lenny Kravitz (feat.ルーク篁)
雑音（ノイズ）の雨 (STATIC RAIN) / MARTY FRIEDMAN featuring KIRITO
* FUJIYAMA で会いましょう
『ROCK FUJIYAMA』は、ロックファンにとって見逃せないバラエティ番組であり、YouTubeチャンネルでもその魅力を再発見できます。
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