Rail

New Cinema 蜥蜴（ニューシネマとかげ）の1stアルバム『Rail』（レール）は、彼らの初期の音楽性を色濃く反映した作品です。全12曲から構成され、New Cinema 蜥蜴の多様な音楽的アプローチが堪能できます。

収録曲の中でも特に注目されるのは「eighteen」です。この曲は、ナムコ（現：バンダイナムコエンターテインメント）から発売されたPlayStation用ゲームソフト『テイルズ オブ エターニア』のエンディングテーマとして使用されました。ゲームの美しい世界観と感動的なストーリーを彩る楽曲として、多くのファンに愛されています。

この楽曲は、後に車谷啓介と岩井勇一郎が参加したバンド、三枝夕夏 IN dbによってセルフカバーされています。カバーバージョンは「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」のカップリング曲としてリリースされ、原曲とは異なる魅力を持っています。

アルバムには、その他にも様々なスタイルの楽曲が収録されています。疾走感あふれるロックナンバーから、メロディアスなポップチューン、そして実験的なサウンドまで、New Cinema 蜥蜴の幅広い音楽性が垣間見えます。

以下は収録曲の一覧です。

1. Rail
2. CaNDY LiFe
3. SO CUTE!
4. eighteen
5. Drive me evil
6. Ghost Mind
7. Believe myself
8. Silence
9. Talkin' Talkin' Talkin'
10. Smashing the good! Smashing the bad!
11. Flash Back
12. 車輪

作詞は全曲、舩木基有が担当（#1はインストゥルメンタル、#5と#9は車谷啓介が担当）。作曲は岩井勇一郎が担当（#6と#9は川越英樹が担当）。編曲はNew Cinema 蜥蜴が担当（#11は岩井勇一郎が担当）しています。

New Cinema 蜥蜴は、ビーインググループに所属していたバンドであり、このアルバムは彼らの音楽キャリアにおける重要な作品の一つと言えるでしょう。彼らの音楽は、J-POPの多様性と可能性を感じさせてくれます。

『Rail』は、New Cinema 蜥蜴の音楽世界への入門として最適な一枚です。彼らの独特なサウンドと世界観をぜひ体験してみてください。

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