Rendez-vous in Space 2001

Rendez-vous in Space 2001

「Rendez-vous in Space 2001」は、2000年の大晦日から2001年の元旦にかけて沖縄県の宜野湾海浜公園トロピカルビーチで開催された音楽イベントです。このイベントは、著名な音楽プロデューサーである小室哲哉と、フランスの電子音楽家ジャン・ミッシェル・ジャールが共同で企画し、オーガナイザーを務めました。

イベントの概要

この壮大なコンサートは、17:55から20:48の間、テレビ朝日系列で全国ネットで放送され、多くの視聴者に楽しまれました。入場は無料であり、イベントには約10万人が参加しました。特に注目されたのは、出演者の中にVIZITORSが含まれていた点で、彼らのパフォーマンスは後に「RENDEZ-VOUS IN SPACE OKINAWA 010101」というタイトルでイギリスで販売されました。

このイベントには、総製作費として約4億5千万円が投じられ、そのうちの3億円は小室哲哉自身の資金から賄われました。ステージデザインは、散発的に特別なライブステージを手掛けてきた著名なデザイナー、マーク・フィッシャーが担当しました。彼はピンク・フロイドやローリング・ストーンズのライブでの作品でも知られており、イベントのために独自のビジュアル体験を提供しました。また、イベントには800人以上のスタッフが参加し、成功を支えました。

参加アーティスト

参加アーティストには、以下のような豪華なメンバーが名を連ねました。

• - VIZITORS
• - TM NETWORK|TM_NETWORK
• - 安室奈美恵
• - globe
• - TRF
• - Kiss Destination
• - BALANCe
• - DJ DRAGON
• - DJ HASHIMOTO
• - DJ ROLANDO
• - DJ 19
• - デリック・メイ
• - ネーネーズ
• - いしだ壱成

また、サポートメンバーとして、葛城哲哉（ギター）、山田亘（ドラムス）、春山信吾（ベース）、Francis Rimbert（キーボード、プログラミング）、原田大三郎（VJ）などが名を連ね、アーティストたちのパフォーマンスを支えました。

プログラム構成

このイベントは、以下の3つの部に分かれて構成されました。

第1部:

17:55から20:00まで。各アーティストによる演奏やパフォーマンスが繰り広げられました。

第2部:

20:00から22:00まで。脚本は著名なSF作家アーサー・C・クラークが担当し、エキサイティングな映像と音楽のコラボレーションが展開されました。

第3部:

23:30から翌5:00まで行われ、夜通しのパフォーマンスで観客を魅了しました。

協賛

主催者は沖縄県とテレビ朝日で、後援はエイベックスや麻薬・覚せい剤乱用防止センター、宜野湾市、沖縄観光コンベンションビューローなどが行いました。これにより、イベントは大成功を収め、観客にとって忘れられない体験となりました。

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