SBIグローバルアセットマネジメント

SBIグローバルアセットマネジメント株式会社

SBIグローバルアセットマネジメント株式会社は、東京都港区六本木に本社を置く、投資信託の格付け評価を中心とする企業グループの持株会社です。SBIグループに属し、東証プライム市場に上場しています。

概要

1998年3月、米国のMorningstar, Inc.とソフトバンク（現：ソフトバンクグループ）のジョイントベンチャーとしてモーニングスター株式会社が設立されました。しかし2004年、ソフトバンク・インベストメント（現：SBIホールディングス）に買収され、SBIグループの一員となりました。2008年には株式新聞社を吸収合併し、株式新聞の刊行も手掛けるようになりました。

長らく「モーニングスター」ブランドを保持していましたが、2023年3月30日付でMorningstar, Inc.にブランドを返還しました。

沿革

1998年3月27日 - モーニングスター株式会社設立。
2000年6月23日 - 大証ナスダック・ジャパン（後のジャスダック市場）に上場。
2001年5月 - コンサルティング事業の連結子会社として、モーニングスター・アセット・マネジメント（現：ウエルスアドバイザー）を設立。
2001年11月 - Webサイトのランキング・格付けなどを行うゴメス（後のゴメス・コンサルティング）を子会社化。
2002年9月 - 労働組合の組合員などを対象としたセミナー事業などを手掛けるイー・アドバイザー（初代）の全株式を取得、同社を完全子会社化。
2003年3月 - 東京都港区六本木に本店移転。
2004年7月 - ソフトバンク・インベストメント（現：SBIホールディングス）が、モーニングスターの全株式を取得。
2006年12月 - マーケティング事業を手掛けるエージェント・オール（後のSBIマーケティング）の株式取得、同社を連結子会社化。
2007年4月 - 株式新聞社を子会社化。
2008年4月 - 株式新聞社を吸収合併。
2008年4月 - 連結子会社であったSBIマーケティングの全株式を、SBI HDに譲渡。
2011年4月22日 - 株式交換により、上場子会社のゴメス・コンサルティングを完全子会社化。
2011年7月1日 - 連結子会社のゴメス・コンサルティングを吸収合併。
2012年10月11日 - SBI HDより、SBIサーチナの株式79.1%およびSBIアセットマネジメントの全株式をそれぞれ取得。
2014年9月1日 - 連結子会社のSBIサーチナを吸収合併。
2014年10月 - インドネシアのコンサルティング会社のPT. Bina Investama Infonetの持分49%を取得。
2015年12月4日 - SBIグローバルアセットマネジメント（現：SBIアセットマネジメントグループ）が、モーニングスターの全株式を取得。
2017年3月16日 - 債券格付け事業の連結子会社として、MSクレジットリサーチを設立。
2019年2月 - 米国の大手資産運用会社のCarret Holdings, Inc.の全株式を取得、同社を連結子会社化。
2019年8月1日 - アセット・マネジメント事業を統括する中間持株会社として、SBIアセットマネジメント・グループを設立。
2019年10月1日 - 連結子会社のFIGS Inc. Japanがイー・アドバイザー（初代）、およびMSクレジットリサーチを吸収合併の上、イー・アドバイザー（2代）へ社名変更。
2019年12月26日 - SBIボンド・インベストメント・マネジメントの株式80%、SBI地方創生アセットマネジメントの株式45%、それぞれ追加取得することにより両社を子会社化。
2020年10月19日 - 東証一部市場に銘柄指定替え。
2021年4月1日 - 吸収分割により、株式新聞事業およびサーチナ事業を、連結子会社のイー・アドバイザーに承継。
2021年5月1日 - 連結子会社のSBIアセットマネジメントが、SBIオルタナティブ・インベストメンツを吸収合併。
2021年7月1日 - ゴメス・コンサルティング事業を、情報セキュリティ事業などを手掛けるブロードバンドセキュリティに譲渡。
2022年8月1日 - 連結子会社のSBIアセットマネジメントが、SBIポンド・インベストメント・マネジメントおよびSBI地方創生アセットマネジメントを吸収合併。
2022年10月1日 - 連結子会社のSBIアセットマネジメント・グループを吸収合併。
2023年3月7日 - 親会社のSBIグローバルアセットマネジメントがTOBを実施し、持株比率を52.62%とする。Morningstar, Inc.の持株比率は13.17%となり「その他の関係会社」でなくなる。
2023年3月30日 - Morningstar, Inc.とのライセンス契約終了に伴い、「モーニングスター」ブランドを同社に返還する。また、これに伴うグループ再編を実施。
会社分割により、モーニングスターのファイナンシャル・サービス事業をモーニングスター・アセット・マネジメントに承継。本分割後、モーニングスターは持株会社に移行した上でSBIグローバルアセットマネジメント株式会社に商号変更。
モーニングスター・アセット・マネジメントを存続会社、イー・アドバイザーを消滅会社とする吸収合併を実施。また、1の会社分割と本吸収合併後のモーニングスター・アセット・マネジメントはウエルスアドバイザーへと商号変更。
1および2の実施後、親会社のSBIグローバルアセットマネジメント（当時）は、SBIアセットマネジメントグループへ商号変更。
2023年4月1日 - 連結子会社のSBIアセットマネジメントが、新生インベストメント・マネジメントを吸収合併。

グループ会社

ファイナンシャル・サービス事業

ウエルスアドバイザー株式会社（100%）

アセットマネジメント事業

SBIアセットマネジメント株式会社（90.2%）
SBIオルタナティブ・アセット・マネジメント株式会社（100%）
SBIオルタナティブ・ファンド合同会社（100%）
Carret Holdings,Inc.（100%）
Carret Asset Management LLC（100%）

関連項目

三井住友トラストグループ - 子会社の三井住友トラスト・アセットマネジメント（旧中央三井アセットマネジメント）が、モーニングスター・アセット・マネジメントの助言を基に運用を行う、ファンド・オブ・ファンズ型の投資信託商品「モーニングスター グローバルバランスファンド」と「モーニングスター セレクトファンド」の設定を2001年から行い、三井住友信託銀行において販売している。
サーチナ
ロイター
ブルームバーグ
日経QUICKニュース

外部リンク

旧サイト
SBIグローバルアセットマネジメント株式[[会社]](https://www.sbigam.co.jp/)
ウエルス・アドバイザー株式会社

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