SH-01D

AQUOS PHONE SH-01Dについて

AQUOS PHONE SH-01Dは、シャープが開発したNTTドコモの第三世代携帯電話に属し、ドコモの「with series」の一部です。このモデルはSH-12Cの後継機として位置づけられており、HD液晶ディスプレイとIPX5/IPX7の防水性能が目を引きます。

特徴と機能

SH-01Dは、高解像度モニターを活かしたフォントマネージャーを搭載しており、ユーザーは好みのフォントで電子書籍やその他のコンテンツを楽しむことが可能です。デフォルトのフォントは、読みやすさを考慮して従来のモリサワ「新ゴ R」から「新ゴ M」に変更されています。

カメラ機能については、SH-12Cで導入されたツインカメラからシングルカメラに変更されました。このため、3D動画の撮影には対応しませんが、静止画はソフトウェア処理により2Dから3Dに変換することが可能です。

省電力機能「エコ技」

スマートフォンを連続使用することで増加する消費電力に対処するため、SH-01Dには省電力機能「エコ技」が搭載されています。この機能により、画面の内容に応じてバックライトを細かく制御したり、多数のアプリケーションを同時に起動した場合の予期せぬ電力消費を抑えることができます。また、「お助け」モードを使用すれば、画面の明るさ、通信機能、バイブレーション、通知灯、スクロールのフレームレートなど、さまざまな設定を一括で変更し、最適な省電力状態に切り替えることができます。なお、ワイヤレス充電やXi通信には非対応です。

付属アプリ

AQUOS PHONE SH-01Dには、Googleの標準アプリに加え、メーカー提供のアプリやこともできます。例えば、Twitter、Gガイド番組表、総合書店honto、QRコードスキャナー、Evernote、Adobe Readerなどが搭載されています。

歴史

この端末は、2011年10月18日にNTTドコモによって発表され、予約は2011年11月23日から始まりました。全国発売は2011年12月2日で、2012年5月には生産が終了しました。その後、2012年9月12日にはAndroid 4.0.4へのOSバージョンアップが実施されました。

不具合の修正

発売後、いくつかの不具合が見つかり、ソフトウェアアップデートによって修正されました。不具合の内容には、特定のACアダプタとの組み合わせで充電できない、YouTube再生時やミュージックプレイヤー使用中に異音が発生する、Wi-Fi設定でのフリーズなどが含まれていました。

これらの問題は、ユーザーの利便性を損なわないよう迅速に対応されました。しかし、特定のブラウザ使用時のファイルアップロード時に文字化けが発生するなどのケースも報告され、これもソフトウェアアップデートによって修正されました。

まとめ

AQUOS PHONE SH-01Dは、そのデザインと各種機能を兼ね備えたスマートフォンであり、特に防水性能や省電力機能において優れた特性を持っています。また、各種アプリが利用できるため、日常生活での利便性も高い端末です。

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