SH-06D

docomo NEXT series AQUOS PHONE SH-06D

docomo NEXT series AQUOS PHONE SH-06D（ドコモ ネクストシリーズ アクオスフォン エスエイチゼロロクディー）は、NTTドコモ向けに広く知られる第三世代の携帯電話端末です。このデバイスはシャープにより開発され、特に映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」とのコラボレーションモデルであるSH-06D NERVが記憶に残ります。

概要

SH-06Dはその兄弟機種であるSH-01Dとほぼ同様のスペックを持っています。3D液晶ディスプレイを搭載し、CPUの処理速度は若干向上していますが、内蔵カメラは1210万画素から800万画素にダウングレードされています。また、携帯電話向けのマルチメディア放送であるモバキャスに対応し、特に3D番組にも対応しています。

2012年4月から開始したモバキャスを利用した初の商用サービス「NOTTV」に対応している唯一のスマートフォンとしても注目されました。

アップデート内容

2012年9月25日にはAndroid 4.0へのアップデートが開始され、その後SH-06D NERVも同様のアップデートを受けました。アップデートにより、以下の機能が追加または変更されました。

• - 顔認証機能の追加
• - スクリーンショットの撮影方法の変更
• - フォントマネージャー機能とクイックツールボックス機能の追加
• - ロック解除時にカメラを起動する機能の装備
• - 文字入力の改善および新しい入力方法の導入
• - 「iコンシェル」や「SDカードバックアップ」などのアプリ追加

SH-06D NERV

SH-06D NERVは映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と提携をした特別モデルです。このデバイスは、2009年にリリースされたSH-06A NERVに続く第二弾のコラボレーションとして登場しました。販売台数は限定3万台とされ、そのうち3000台はドコモオンラインショップにて限定販売されました。通称「ヱヴァスマホ」として知られています。

デザインと機能

SH-06D NERVには特別なデザインが施されています。前面パネルやハードキーは通常モデルとは異なり、実用的でありながら印象深いビジュアルです。付属するカバーには「Type：NERV」と「Type：MAGI」の2種類が含まれています。

また、MAGIのインターフェースを模したホーム画面とウィジェットも利用可能で、複数のオリジナルアプリケーションが搭載されています。例えば、「Attack of The 8th Angel」というタイムアタックゲームや、NERV職員との擬似コミュニケーションアプリがあり、特別な体験を提供します。この他にもヱヴァンゲリヲンに関連した3D映像やモデルを楽しむことができるコンテンツも揃っています。

歴史とその後の更新

このモデルは2012年2月16日に発表され、数度の予約期間を経て、ついに2012年6月29日に発売（正式販売）されました。発売後もユーザーの利便性を追求したさまざまなソフトウェアアップデートが行われ、製品の安定性と機能性が向上しました。特に、発生した不具合への迅速な対応が評価されます。

結論

いくつかの特別な機能と映画とのコラボレーションによる魅力を誇るSH-06Dは、時代を超えた魅力を持つデバイスとして、技術とエンターテイメントが融合した象徴とも言える存在です。

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