SH-10D

docomo NEXT series AQUOS PHONE sv SH-10D

docomo NEXT series AQUOS PHONE sv SH-10D（ドコモ ネクストシリーズ アクオスフォン エスブイ エスエイチイチゼロディー）は、シャープが開発したスマートフォンで、NTTドコモの最新通信システムである第3.9世代（Xi）と第3世代（FOMA）に対応したデュアルモード端末です。このモデルはSH-06Dの後継機であり、製品名の「sv」は「Super View」という意味を持ちます。

デザインとディスプレイ

AQUOS PHONE sv SH-10Dは、4.5インチのCGシリコンHD液晶を搭載しており、そのクオリティは高い視覚体験を提供します。デザイン面では、四隅がカットされた多角形の「ポリゴンシェルデザイン」を採用し、手にフィットする形状を実現しています。このデザインにより、大画面ディスプレイを搭載しながらも、握りやすい持ちやすさが追求されています。

便利なスタンドと機能

同梱されている卓上ホルダは「Viewer Dock」と呼ばれ、横置きで使用することができます。これにより、充電中でもワンセグやモバキャス（NOTTV）の視聴が容易になっています。加えて、内蔵アンテナのおかげで、ワンセグやモバキャスの安定した受信が可能です。充電中にはおすすめの番組や新着動画情報がホーム画面に表示される「Dock to play」機能や、スライドショーで動画や写真を楽しめる「チャージングシアター」など、多彩な機能も搭載されています。

ただし、給電時にはNOTTVの電波干渉の影響で、おくだけ充電には対応していません。

性能とソフトウェア

基本性能については、AQUOS PHONE ZETA SH-09Dと同等で、チップセットも同じです。ただ、SH-09Dは早期に生産終了となりましたが、SH-10Dは製品のチップ不足問題が解消された2013年の段階でもしっかりと生産が続けられています。この連続生産は、技術的な要素がしっかりしていることの証拠といえるでしょう。

アップデートとサポート

このスマートフォンは、2012年5月16日に発表され、8月30日に発売されました。2013年5月8日にはAndroid 4.1バージョンアップの対象機種として選定され、7月29日にはアップデートが開始されています。アップデート内容には、タッチ音の問題や充電関連の改善などが含まれています。

特に、2013年7月のアップデートでは、クイックツールボックスの追加やカメラUIの改善など、使いやすさを向上させるための機能が多く盛り込まれている点が注目されます。これにより、ユーザーの利便性が格段に上がります。

競合機種

AQUOS PHONE sv SH-10Dは、SH-06Dの後継機として位置づけられる一方、AQUOS PHONE ZETA SH-09DやSH-07Dといった関連機種と比較されます。SH-09Dはおくだけ充電に対応しているものの、モバキャスへの対応がありません。一方で、SH-07Dは下位モデルですが、おくだけ充電に対応しています。

一部のモデルは外部リンクから入手できるため、購入を検討する方はぜひ確認してみてください。具体的な製品情報にアクセスすることで、さらなる詳細を把握することができます。

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