SHINSUKE-BAND

SHINSUKE-BAND（しんすけバンド）

SHINSUKE-BANDは、島田紳助をリーダーに据えたロックバンドで、1980年に結成されました。このバンドは、漫才ブームと呼ばれた時期に生まれ、瞬く間に多くのファンを獲得することとなります。ただ、その活動は長続きせず、自然消滅してしまいましたが、一時期は非常に注目を集めました。

結成の背景

SHINSUKE-BANDの結成は、テレビ番組「ABCヤングプラザ」への出演がきっかけでした。当初からバンドを組もうと考えていた紳助は、キダ・タローの勧めもあり、メンバーを集めることに。彼らは京都花月を皮切りに、なんば花月など近畿圏を中心にライブを展開しました。その頃、太平サブロー・シローも別のバンド、S・S・T・BANDを結成しており、漫才と音楽という新たな形でお笑いのシーンを賑わしていました。

メンバー構成

• - 島田紳助（1956年3月24日生まれ）：リーダーとボーカルを担当し、バンドの中心的存在。
• - パンチみつお（1954年3月27日生まれ）：ギター担当で、Wパンチの一員。
• - 村上ショージ（1955年5月28日生まれ）：ギターを担当し、NGIIのメンバー。
• - 立花コージ（1956年生まれ）：ギター担当。
• - Mr.オクレ（4月30日生まれ）：ザ・パンチャーズよりベースを担当。
• - 岡田祐治（1952年生まれ）：キーボード担当で、NGIIのメンバー。
• - さかいなお：ドラムス担当。
• - 松本竜介（1956年4月6日 - 2006年4月1日）：パーカッション担当、紳助・竜介としても活動していました。
• - 前田写楽（1953年11月20日生まれ）：元メンバーで、漫画HANKO-KI!に参加。

ディスコグラフィー

SHINSUKE-BANDは、いくつかのシングルとアルバムをリリースしました。1980年にリリースされたシングル「HANKO－KI!」は、ABCヤングプラザのライブ収録であり、その後も「漫画HANKO〜KI!」や「カントリー・ボーイ」などを発表しました。

アルバム

1980年には、ライブ音源を収録したアルバム「大人になる前に歌いたかった　紳助バンド・ライヴ!!」がリリースされ、楽曲には「漫画HANKO〜KI!」や「大阪ラブ・ソング」などが収められています。これらの楽曲は、バンドの個性とともに、当時の音楽シーンに大きな影響を与えました。

まとめ

SHINSUKE-BANDは、ユニークな面々から成るロックバンドであり、漫才ブームの中で特異な存在感を発揮しました。彼らの音楽は、現在でも一部のファンに愛され続けています。SHINSUKE-BANDの歴史は、漫才と音楽との融合という、時代の波に乗った貴重な証です。

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