SMASH (前田亘輝のアルバム)

前田亘輝が1989年12月1日にCBS/SONYからリリースした3枚目のアルバム『SMASH』。

TUBEの春畑道哉がギターで参加しているのが特徴で、前作から1年ぶりのソロアルバムです。

収録曲の10曲目「一期一会」は、歌詞全体が四字熟語で構成されているというユニークな試みがなされています。しかし、その四字熟語の中に、意外な単語である「女子大生」が紛れ込んでいるという遊び心も垣間見えます。

アルバムの収録曲は以下の通りです。

1. SMASH
2. フォローマン
3. Dancing in my room
4. DIRTY OL' CITY
5. THE RAIN
6. 今 インフレ
7. いいかげん
8. Heartless Girl
9. Open Your Eyes
10. 一期一会

『SMASH』には、豪華なミュージシャンが多数参加しています。LOUDNESSの樋口宗孝がドラムを、BLUEWの大堀薫がベースとキーボードを、HOUND DOGの鮫島秀樹とBLIZARDの寺沢功一がベースを、TUBEの春畑道哉とBLIZARDの松川敏也、織田哲郎、宮原学がギターを、小島良喜がキーボードを、妹尾隆一郎がブルースハープを、そしてB'zの稲葉浩志がコーラスとして参加しています。また、中島正雄がギターとディレクターを務めています。

このアルバムは、ビーイングに所属していた前田亘輝の作品であり、TUBEとの関連性も深く、1989年の音楽シーンを代表する一枚と言えるでしょう。

アルバムの全作詞は前田亘輝が手掛け、全編曲はM-Projectが担当しています。作曲は、前田亘輝（1,8,10）、織田哲郎（2,3,4）、中島正雄（5,7）、宮原学（6,9）がそれぞれ担当しています。

参加ミュージシャンの多彩さからもわかるように、非常に豪華な作品となっています。

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