鮫島秀樹

鮫島秀樹

鮫島秀樹（さめじま ひでき、1955年4月19日 - ）は、日本のミュージシャンであり、かつてツイストとHOUND DOGという人気バンドでベーシストとして活躍しました。また、彼はミュージシャンの鮫島巧とアイドルである岡田れえなの父親でもあります。

経歴

大阪府で生まれた鮫島秀樹は、小学校4年生から高校1年生までを鹿児島県で過ごしました。その後、大阪市立工芸高等学校を経て大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科を卒業しています。

1977年、鮫島秀樹は世良公則&ツイストのベーシストとしてプロデビューを果たしました。ツイストは、その独特な音楽性と世良公則のカリスマ性で、瞬く間に日本の音楽シーンを席巻しました。1981年にツイストが解散した後、1984年には、ベーシストが脱退したHOUND DOGのサポートメンバーとして活動を開始し、その後正式に加入しました。

HOUND DOGでは、その卓越した演奏技術と音楽センスでバンドを支え、数々のヒット曲を生み出すことに貢献しました。1994年には、ichiro、松浦善博、ジョニー吉長と共にSONS OF BLUES（後にTHE SONSと改名）を結成し、HOUND DOGと並行して活動しました。また、ツイストの単発的な再結成にも参加しています。

2005年夏、大友康平の個人事務所（イエホック）設立に伴いHOUND DOG解散説が浮上する中、鮫島秀樹がバンドを脱退するという噂がインターネット上で流れました。鮫島秀樹はTHE SONS公式サイトのBBSでこれを否定しましたが、その後、イエホックは鮫島秀樹と蓑輪単志の脱退を発表しました。その理由として、両者がイエホックへの移籍に難色を示していたことが挙げられています。鮫島秀樹は「脱退はしていない」「HOUND DOGの鮫島です」などの発言を繰り返し、バンド離脱が自らの意志ではないことを示唆しました。そして、蓑輪単志と共に、大友康平らに対して自分たちのバンド復帰を要求する民事訴訟を起こしました。この訴訟に関する詳しい経緯は、HOUND DOGの項目を参照してください。

現在は、プロデュースやThe Sonsでの活動、その他多数のセッションに参加するなど、精力的に音楽活動を続けています。

使用機材

鮫島秀樹は、フェンダー社のジャズベース、またはそれを模して製作されたベースを愛用しています。その理由として、若い頃にジェームズ・ブラウンと対談した際、「ジャズベースはウッドベースの音がするから、ジャズベースを使いなさい」とアドバイスされたことを挙げています。このエピソードは、彼の音楽に対する真摯な姿勢と、偉大なミュージシャンからの影響を物語るものです。

関連人物

ツイスト
HOUND DOG
大友康平
Rock'n Roll Standard Club Band
松本孝弘（B'z）
生沢佑一
Rose of Rose
樋口宗孝（LOUDNESS）
はたけ（シャ乱Q）
鮫島巧（長男）

外部リンク

SAME’S BAR（インターネットラジオ）
鮫島秀樹 - Ameba Blog
* 鮫島 秀樹 (hideki.samejima.3) - Facebook

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