SO-01H

ドコモ スマートフォン Xperia Z5 SO-01H について

Xperia Z5 SO-01Hは、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発し、NTTドコモから発売されたスマートフォンです。ドコモの第4世代移動通信システム（PREMIUM 4G）、第3.9世代移動通信システム（Xi）、第3世代移動通信システム（FOMA）に対応しており、ドコモ スマートフォン（第2期）に分類されます。

概要

SO-03Gの後継機種として、グローバルモデルのXperia Z5を日本向けにローカライズしたモデルです。Xperiaシリーズとして初めて指紋認証に対応しました。カメラ機能が大幅に強化されており、オートフォーカス速度は当時スマートフォン最速の0.03秒を実現。高解像ズームも従来の3倍から5倍へと向上しています。デザイン面では、サンドブラストと化学処理を施したフロスト加工のガラスを背面に採用しており、サラサラとした独特の感触が特徴です。ただし、赤外線通信には対応していません。

キャッチコピーは「使いやすさを極めた、ハイパフォーマンスモデル。」であり、その性能と使いやすさの両立を目指したモデルであることが伺えます。

主な機能

指紋認証機能
高速オートフォーカス（0.03秒）
5倍高解像ズーム
フロスト加工の背面ガラス

歴史

2015年9月2日：ドイツ・ベルリンで開催された家電展示会「IFA 2015」にて、ソニーおよびソニーモバイルコミュニケーションズがグローバルモデルを発表。この時点で日本国内での販売も予告されました。
2015年9月30日：NTTドコモより公式発表。
2015年10月29日：NTTドコモより発売開始。
2016年1月12日：新色としてPinkが追加発表。
2016年3月3日：Android 6.0へのバージョンアップ開始。
2017年3月30日：Android 7.0へのバージョンアップ開始。

アップデート・不具合修正

Xperia Z5 SO-01Hは、発売後も様々なアップデートが実施され、不具合の修正や機能の追加が行われました。主なアップデート内容は以下の通りです。

2015年

11月19日：ホーム画面のウィジェット表示に関する不具合を修正（ビルド番号：32.0.B.0.426）。
12月15日：特定の環境下での再起動に関する不具合を修正（ビルド番号：32.0.B.0.443）。

2016年

2月24日：Eメールアプリの強制終了に関する不具合を修正（ビルド番号：32.0.B.0.478）。
3月3日：Android 6.0へのOSバージョンアップを実施。UIの変更、機能の追加、セキュリティの強化などが行われました（ビルド番号：32.1.F.0.43）。
4月19日：STAMINAモードに対応し、スモールアプリに関する不具合を修正（ビルド番号：32.1.F.1.38）。
9月1日：内蔵電池の寿命を長く維持するための充電量調節機能を追加。セキュリティ更新も実施（ビルド番号：32.1.F.1.67）。
11月30日：カメラ起動時の初回スクリーンショット撮影音に関する不具合を修正。セキュリティ更新も実施（ビルド番号：32.1.F.1.75）。

2017年

3月8日：データ初期化時にGoogleアカウント入力を求められる不具合を修正。「Eメール」アプリのパッケージ名を変更。セキュリティ更新も実施（ビルド番号：32.1.F.1.98）。
3月30日：Android 7.0へのOSバージョンアップを実施。マルチウィンドウ、省電力機能の強化、ダイヤルと連絡先の刷新、セキュリティ更新などが含まれます（ビルド番号：32.3.E.0.100）。
7月5日：PDFファイルが開けない不具合を修正。セキュリティ更新も実施（ビルド番号：32.3.E.0.132）。
9月29日：カメラ起動時のエラーに関する不具合を修正。セキュリティ更新も実施（ビルド番号：32.3.E.0.136）。
12月20日：ウィンドウ付きカバー利用時の表示に関する不具合を修正。セキュリティ更新も実施（ビルド番号：32.3.E.0.140）。

脚注

関連項目

ソニーモバイルコミュニケーションズ
Xperia
Sony Xperia Z シリーズ
Xperia Z4 SO-03G - 先代機種。
Xperia Z5 Premium SO-03H - 兄弟機種。
Xperia Z5 Compact SO-02H - 兄弟機種。
SOV32 - au向けの兄弟機種。
501SO - ソフトバンク向けの兄弟機種。

外部リンク

Xperia Z5 SO-01H | 製品 | NTTドコモ
Xperia Z5 SO-01H | ソニーモバイルコミュニケーションズ

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