SO213iS

SO213iS、通称「premini-S」は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ（現ソニーモバイルコミュニケーションズ）によって製造されたNTTドコモの第二世代携帯電話(mova)端末です。この端末は、preminiシリーズの第二弾として市場に投入されました。

デザインとコンセプト

「premini-S」は、preminiのマイナーチェンジ版として位置づけられます。名前の「S」には、Second（第二の）、Sports（スポーツ）、Soft taste（ソフトな感触）、Sophisticated（洗練された）という複数のコンセプトが込められています。この端末は、初代preminiとは異なり、曲線を用いたデザインが特徴です。筐体は若干大きめに設計されており、より持ちやすく、使いやすい形状となっています。

発売までの歴史

「premini-S」が市場に登場するまでには、いくつかの重要なステップがありました。

2004年9月22日: テレコムエンジニアリングセンターによる技術基準適合証明の工事設計認証（工事設計認証番号01WAA1185）を取得。
2004年10月4日: NTTドコモから公式に発表。
2004年10月18日: 電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証（設計認証番号A04-0549001）を取得。
2004年11月26日: 満を持して発売開始。
2012年3月31日: movaサービスの終了に伴い、この日をもって使用不可となりました。

主な特徴

「premini-S」は、その名の通り、小型で持ち運びやすい点が特徴です。曲線を用いたデザインは、手に馴染みやすく、長時間使用しても疲れにくいという利点がありました。また、複数のコンセプトを内包しており、多様なユーザーのニーズに応えることを目指していました。

関連情報

詳細については、以下の外部リンクを参照してください。

KEITAI MUSEUM Premini-S ソニーモバイルコミュニケーションズ
丸みを帯びた小型ボディの「premini-S」 ケータイWatch 2004年10月4日
ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ premini-S 同上 2005年1月12日

「premini-S」は、そのデザイン性と機能性から、多くのユーザーに愛された端末でした。movaサービスの終了に伴い、その役目を終えましたが、今もなお、そのデザインとコンセプトは多くの人々に記憶されています。この端末は、携帯電話の進化の歴史の中で、重要な一ページを飾ったと言えるでしょう。

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