Xperia Z2 Tablet SOT21の詳細
Xperia Z2 Tablet SOT21は、
ソニーモバイルコミュニケーションズによって日本市場向けに設計されたタブレットで、
KDDIおよび
沖縄セルラー電話のauブランドから提供されています。このデバイスは、各種通信システムに対応した第3/第3.5世代移動通信システムや第3.9/第4世代移動通信システムに対応しており、特にau 4G LTEおよびWiMAX2+に適した仕様となっています。
特徴と specifications
このタブレットは、グローバルモデルである
Xperia Z2 Tabletを基にした国内専用のローカライズモデルであり、au向けの
Xperiaタブレットとしては初めての製品となります。音声通話機能が搭載されていないため、専らデータ通信を利用するユーザーに適しています。デフォルトではAndroid 4.4がインストールされていますが、
2015年12月15日にはAndroid 5.0へのアップデートが発表されました。
本機は、薄さ6.4mmという驚異的なスリムデザインを採用しており、重さは約439gで、当時の10
インチタブレットとしては最も薄く、軽量な製品として位置づけられています。また、カメラ機能も搭載しており、一般的な撮影ニーズには応じているものの、4K動画撮影には対応していません。さらに、192kHz/24ビットのハイレゾオーディオ再生機能にも対応し、USB DACを用いることで高音質な音楽再生が可能です。
日本特有の機能
日本市場向けの特長として、ワンセグおよびフルセグの視聴機能が搭載されており、録画も可能です。これにより、外出中でもテレビ番組を視聴したり、保存したりすることができます。これらの機能は、日本のユーザーにとって大きな魅力の一つとなっています。
歴史とリリース
Xperia Z2 Tablet SOT21の歴史は、
2014年2月24日に
スペイン・
バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2014」にてグローバルモデルが発表されたことに始まります。しかし、当時日本での販売は未定でした。
2014年5月8日には
KDDIから本モデルの公式発表があり、ついに
2014年7月5日に発売が開始されました。
キャッチコピー
このタブレットは「世界で最も薄く、最も軽い。防水、フルセグ対応タブレット。」というキャッチコピーを掲げており、本体の優れたデザインと機能性を強調しています。
関連製品
関連製品には、
Wi-Fi専用版の
Xperia Z2 Tabletや、音声通話機能を搭載した
NTTドコモ向けの
SO-05Fなどがあります。また、同じくauブランドで提供されるARROWS Tab
FJT21も10.1
インチのデータ通信対応タブレットとして多くの支持を受けています。
このように、
Xperia Z2 Tablet SOT21は、薄型かつ軽量で、省スペースながらも豊富な機能を持ち合わせたタブレット端末です。