SWALLOWS BASEBALL L!VE

スワローズ Baseball L!ve（フジテレビONE）

『Swallows Baseball L!ve』は、2005年からフジテレビONEで放送されている東京ヤクルトスワローズ主催ゲームのプロ野球中継番組です。ここでは番組の概要、放送日時、解説者などについて解説します。

番組概要

番組タイトルは年度によって表記が異なり、大文字表記や大文字・小文字併用などがあります。また、西暦年を付加して『SWALLOWS BASEBALL L!VE 2022』のように表記されることもあります。2022年には、地上波の『感謝を、感動を、野球道』に準じて『感謝を、感動を、SWALLOWS BASEBALL L!VE 2022』というタイトルロゴが使用されました。

2018年には、スポナビライブのサービス終了に伴い、放映権がDAZNに移行し、スポナビライブと同様に番組が配信されました。2019年シーズンはDAZNでの配信は行われず、FODのプレミアム会員向けに配信されました。2020年シーズンには、FODでの配信に代わり、DAZNでヤクルト主催のオープン戦と公式戦全試合の配信が再開され、2年ぶりにDAZNでもサイマル配信されることになりました。

日本シリーズについては、通常とは異なる体制が採られ、翌朝のリピート放送も行われません。

放送日時

放送日時は、フジテレビONEの番組表をご確認ください。

備考

番組内では基本的にCMは挿入されませんが、2010年および2013年以降はスポンサーが付いたためCMが流れるようになりました。ただし、他局のCS野球中継のようにイニング毎にCMが流れるわけではありません。

2006年までは、試合開始30分前から中継を開始し、終了時刻は23:00（薄暮=18:00以前開始を含むデーマッチの場合は開始から5時間後まで）となっていました。2009年からは生中継に加え、翌朝7時からリピート放送が行われています（一部対象外となる試合もあります）。

試合が早く終了した場合は、その日の試合を最大1時間に編集した『スワローズ戦ダイジェスト』で穴埋めされていましたが、2008年からはフジテレビCS放送で過去に放送されたスポーツ番組の再放送や、スポーツ以外のミニ番組のフィラー放送が行われるようになりました。試合が雨天中止になった場合も同様ですが、一度試合開始後、ノーゲームで開催不成立になった場合でも、翌朝の再放送が行われる場合があります。

2011年から2012年までは3時間30分ルールにより、基準放送時間が「17:50 - 22:20」（デーマッチの場合は試合開始10分前 - 4時間20分後、再放送は原則翌日 7:00 - 11:30）となっていました。2013年より3時間30分ルールが撤廃されたことから、再び23時00分（デーマッチは5時間後）までの基準放送時間となりました。

2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、首都圏開催の試合開始時間が繰り上げられたことと延長無しが決まったことにより、基準放送時間17:20 - 22:30の放送となりました。

2016年からは、フジテレビTWOが西武戦を球団制作で中継するようになったため、ヤクルト戦・西武戦と中日・広島主催の対巨人戦の放送日程が重複した場合、中日・広島主催の対巨人戦はJ SPORTSまたはBSフジで放送されることになりました。

フジテレビTWOで放送される西武戦のセ・パ交流戦では、『LIONS BASEBALL L!VE』とのコラボレーション放送が行われる場合があります。この際、ヤクルト主管の年は副音声に西武球団製作の中継に出演する解説者が、西武主管の年にはONEとTWOの同時生放送の形で、ONEではTWOで放送する西武球団製作の映像を見ながら、当番組の解説者がCXのスタジオでオフチューブを入れるというパターンがあります。

2022年10月1日の西武対ソフトバンク戦は、フジテレビTWOの編成上の都合により、ヤクルト主催試合の中継予定がないフジテレビONEでの振替放送となりました。

また、2022年には一部の試合で、副音声を使ったビジター側球団の応援解説が行われました。

巨人戦など地上波中継がある場合を除いてベンチレポーターは存在せず、試合中に実況アナウンサーまたは番組公認サポーターが談話を伝えます。

解説者

基本的にフジテレビのレギュラー出演解説者が出演します。

江本孟紀
平松政次
谷沢健一
大矢明彦
田尾安志
高木豊
達川光男
齊藤明雄
池田親興
斎藤雅樹
片岡篤史
谷繁元信
真中満
五十嵐亮太
若松勉
野村弘樹
山崎武司
岩本勉
里崎智也
館山昌平
荒木大輔
鳥谷敬
坂口智隆

過去には、加藤博一、関根潤三、大久保博元、金村義明、石井一久、高津臣吾なども解説を務めていました。

実況アナウンサー

フジテレビのアナウンサーが実況を担当します。

竹下陽平
西岡孝洋
田淵裕章
小穴浩司
谷岡慎一
中村光宏
倉田大誠
立本信吾
木下康太郎
酒主義久
木村拓也

系列局からの派遣や、フリーアナウンサーが担当することもあります。

リポーター

番組開始当初から、公認サポーターが試合前の選手インタビューや試合中のスワローズ情報を伝えていましたが、2016年と2018年以降は公認サポーターを置かず、実況アナと解説者の2名体制で試合中情報を伝えています。

テーマソング

基本的にフジテレビのプロ野球中継と同一曲が使用されます。

春畑道哉「JAGUAR」（2005年 - 2007年）
TUBE「OLD BASEBALL MAN」（2007年）
春畑道哉「JAGUAR'08」（2008年 - 2012年）
春畑道哉「JAGUAR'13」（2013年 - ）

その他

番組の制作はフジ・メディア・テクノロジーが担当しています。また、過去にはTBS系列局がヤクルト主催の試合を放送した際にも、フジテレビ、FMTの映像に独自映像を挿入する形で放送していました。

通常は7台のカメラで撮影して中継を行っていますが、2013年にはヤクルトのウラディミール・バレンティンが55本のシーズン本塁打記録に迫っていたことから、バレンティン専用カメラを追加して8台体制となりました。

2015年8月25日の巨人戦は、ゲスト解説に藤川球児を迎えたほか、2015年ワールドカップバレーボールコメンテーターの竹下佳江、大山加奈が始球式に参加しました。また、『ニッポン放送ショウアップナイター』とのコラボ実況として、LFの放送席にいる山田透、野村克也、関根潤三との掛け合いを行いました。

もう一度検索