SoftBank 200SH

PANTONE 6 200SH（パントン シックス ニーマルマルエスエイチ）

PANTONE 6 200SHは、シャープによって開発された、ソフトバンクモバイルの第3.9世代移動通信システム端末、通称SoftBank 4Gに分類されます。この機種は、SoftBankスマートフォンシリーズの一部で、オペレーティングシステムとしてAndroid 4.0を搭載しています。

概要

PANTONE 6 200SHは、前機種である107SHの後継として設計され、PANTONEシリーズの中で最も豊富に提供される25色のカラーバリエーションが特徴です。ただし、これらの色は主に背面に関してで、前面のカラーバリエーションは「ホワイト」「ターコイズ」「ライトブルー」「ラベンダー」「ピンク」「ライトピンク」がホワイト、他の色はブラックとされています。

この機種は、シリーズの中でも最高のスペックを誇ります。従来のシングルコアからデュアルコアのCPUにアップグレードされ、画面解像度もHDへと向上しました。また、NFC機能を有していますが、決済機能には対応していない点も特筆されます。加えて、バッテリーは取り外し不可能です。この機種は、正式にはSoftBank 201SHとして名前が付けられるべきでしたが、過去の2G機種と混同されるため、欠番とされました。従って、このシリーズの最初の端末として200SHが採用され、その後にSoftBank 202SHが続く形となっています。

Android 4.1へのアップデート

2013年4月24日、PANTONE 6 200SHはAndroid 4.1へのアップデートが提供されました。このアップデートによって新たに追加された機能や変更点は以下のとおりです。

• - Google Now機能の対応
• - 通知パネルに情報の追加
• - メールの添付ファイルが表示可能に
• - 不在着信時の通知内容に「発信」・「SMS」項目が追加
• - 文字入力画面でキーを消せる機能の追加
• - 初期設定時に「Google位置情報の利用」画面の表示
• - 「NFCタグリーダー」、「Office Suite」、「音声検索」、「ミュージック」アプリの追加

製品の歴史

この端末は2012年10月9日にソフトバンクモバイルにより発表され、その後の2012年11月26日に仕様や付属品が公開されました。予約受付は2012年12月1日に始まり、発売は2012年12月21日です。アップデートも複数回行われており、特に2013年2月1日のアップデートでは液晶画面の不具合が修正され、ビルド番号がS0016に更新されました。さらに、2013年4月12日には「エコ技設定」アプリに関連する不具合が修正されました。

競合機種との関連

PANTONE 6 200SHは、同じくシャープが開発したAQUOS PHONEシリーズとも関連があります。特にau向けに展開されたAQUOS PHONE SERIE SHL21やAQUOS PHONE Xx 203SHと比べても、機能が異なる点がいくつかあります。これらの機種は、NFC決済や強化された内蔵ストレージ、バッテリーの取り外し不可という共通点を持っていますが、PANTONE 6 200SHはPANTONE独自の特徴やカラーバリエーションを強調しています。

この端末は、カラフルなデザインや高スペックを求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

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