SoftBank 709SC

SoftBank 709SCは、韓国のサムスン電子によって開発された、ソフトバンクモバイルのW-CDMAおよびGSM通信方式に対応した携帯電話端末です。音声通話向けの端末としてはSoftbankで初めてHSDPAに対応し、3Gハイスピード（下り最大1.8Mbps）の通信速度を実現しました。

主な特徴

709SCは、ビジネスシーンからエンターテイメントまで幅広く活用できる機能が充実しています。

PCドキュメントビューワ: Microsoft WordやPowerPointなどのドキュメントを閲覧できます。
ミュージックプレイヤー: AAC形式の音楽ファイルを再生可能です。
着うたフル: フルサイズの着信メロディを設定できます。
Bluetooth: ワイヤレスイヤホンなど、Bluetooth対応機器との連携が可能です。
S!アプリ（メガアプリ）: 多彩なアプリケーションをダウンロードして利用できます。
TVコール: ビデオ通話機能に対応しています。
3カ国語対応: 日本語、英語、韓国語の3カ国語に対応しています。
デルモジ表示対応: 絵文字表示に対応しています。
レコメール: 音声付きメールの送受信が可能です。
電子コミック: 電子書籍のコミックを読むことができます。

外観は705SCとよく似ていますが、カラーバリエーションが若干異なります。また、辞書機能や例文翻訳・読み上げ機能など、ソフトバンクモバイルの他の端末と同様の機能も搭載しています。

沿革

709SCは、以下の認証と発売を経て市場に投入されました。

2006年11月2日: テュフ・ラインランド・ジャパン(TUV)による技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号005XYAA0043、005MWAA0005、005NYDA0109）。
2006年11月24日: TUVによる技術基準適合認定の設計認証を取得（設計認証番号AD06-0219005）。
2006年12月29日: 発売開始。
2007年10月1日: TUVによる技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号005XYAA0106、005MWAA0057、005WWDA0024）。

関連情報

SoftBank 709SCに関するより詳細な情報については、以下のリンク先を参照してください。

ソフトバンクモバイルの端末一覧
SoftBank 709SC｜SoftBank
* テストレポート（ライブドアニュース）


この端末は、当時のモバイル通信技術の進歩を体現するモデルの一つであり、多機能性と高速通信の両立を目指した製品でした。

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