SoftBank 921P

SoftBank 921Pは、パナソニック モバイルコミュニケーションズによって開発されたソフトバンクモバイルの第三世代携帯電話（SoftBank 3G）端末です。2008年夏モデルとして登場し、前機種920Pの後継機にあたります。この機種は「VIERAケータイ」というブランド名で知られ、同時期にNTTドコモ向けに発売されたP906iと非常に似た機能を持っています。

デザイン

外観の特徴として、背面がほぼ全面ハーフミラー仕上げとなっており、洗練された印象を与えます。デザインはP906iと共通する部分が多く、兄弟機種と言えるでしょう。

機能

920Pからの主な変更点としては、ドコモ向けのP905iからP906iへの進化と同様に、本体の薄型化が挙げられます。メイン液晶は3.1インチに拡大され、サブ画面もP906iと同様に少し大きくなっています。カメラ機能も強化され、約507万画素のCMOSカメラと顔認識AFを搭載しています。ただし、フォトライトは省略されています。

主な機能・サービス

SoftBank 921Pは、ソフトバンクモバイルが提供する各種サービスに対応していました。

歴史

2008年6月16日：電気通信端末機器審査協会（JATE）の認定を通過したことが報道機関に発表されました。
2008年8月2日：発売開始。

不具合とソフトウェア更新

SoftBank 921Pでは、発売後にいくつかの不具合が確認され、ソフトウェアの更新によって修正が実施されました。

2009年4月22日：
ブラウザ使用中に特定の操作でリセットが発生する不具合
特定のデコレテンプレートのダウンロードでリセットが発生する不具合
一部の利用環境で電池の消費が早くなる不具合
2010年5月31日：
アプリによるパケット通信中にカメラを起動すると、パケット通信が稀にできなくなる不具合
2010年7月23日：
モバイルSuicaアプリが起動できない場合がある不具合
2012年4月24日：
ネットワーク状況によりコンテンツのダウンロードが失敗する場合がある不具合

これらの更新により、ユーザーエクスペリエンスの向上が図られました。

関連項目

ソフトバンクモバイルの端末一覧
SoftBank 930P：後継機種
SoftBank 920P：先代機種
P906i：兄弟機種
VIERAケータイ

外部リンク

SoftBank 921P｜SoftBank

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