SoftBank X02HT

ソフトバンクX02HTは、HTCによって開発され、ソフトバンクモバイルから2007年9月21日に発売されたスマートフォンです。この端末は、W-CDMAおよびGSM通信方式に対応し、OSにはWindows Mobile 6 Standard 日本語版を搭載しています。

主な特徴と機能

OS: Windows Mobile 6 Standard 日本語版を搭載しており、ビジネスシーンでの利用を想定した機能が充実しています。タッチパネル操作には対応していません。
Windows Live: Windows Live for Windows Mobileが搭載されており、Windows LiveメールやWindows Liveメッセンジャーなどのサービスを便利に利用できます。
メール機能: HTML形式のメールを閲覧可能で、ビジネスでのコミュニケーションを円滑に行えます。
メディアプレイヤー: AMR、AAC、HE-AAC、WAV、WMA、WMV、MP3といった様々なオーディオ・ビデオ形式に対応したメディアプレイヤーを搭載しています。
Wi-Fi: かんたんWi-Fi接続に対応しており、手軽に無線LAN環境を利用できます。

デザインと操作性

QWERTYキーボード: BlackBerryのようなQWERTYキーボードを搭載したストレート型端末であり、テキスト入力が容易です。ビジネスユーザーにとって、メールや文書作成の効率を高めることができます。
JOGGR: 本体右サイドに静電パッド「JOGGR」を搭載しており、指でなぞることで上下の操作が可能で、タッチすることでクリック操作も可能です。三菱電機製のV401Dに搭載されていた「コントロールパッド」と類似した操作感です。

その他の特徴

海外モデルとの比較: 海外で販売されていたHTC S620をベースに日本向けにカスタマイズされています。UMTS（3G）やHSDPAに対応しており、ボタンの形状や筐体デザインも異なっています。X01HTの後継機というわけではなく、X01HTも並行して販売されていました。
日本初採用: 日本国内で初めてWindows Mobile 6 Standard版を採用した端末です。

ソフトバンクX02HTは、ビジネスシーンでの利用を重視した機能と操作性を備え、QWERTYキーボードによる快適なテキスト入力、Windows Liveとの連携、豊富なメディア対応など、多様なニーズに対応できるスマートフォンでした。

関連項目

ソフトバンクモバイルの端末一覧
SoftBank X
X01HT
X03HT

外部リンク

ソフトバンクモバイル SoftBank X02HT'>ソフトバンクモバイル SoftBank X02HT
* SoftBank X02HT'>HTC Nippon SoftBank X02HT

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