Source Serif Pro

Source Serif Pro（ソース・セリフ・プロ）は、アドビの書体デザイナーであるFrank Grießhammerによって制作された美しいセリフ書体です。アドビがオープンソースフォントとして公開した3番目のフォントファミリーであり、SIL Open Font Licenseの元で自由に利用することができます。

このフォントは、アドビが提供する他のオープンソースフォントファミリーとの親和性も高く、特に「源ノ明朝」の欧文部分に採用されていることで広く知られています。これにより、和文と欧文が調和した美しい組版を実現することが可能です。

Source Serif Proは、デザインの多様性と高い可読性を兼ね備えており、書籍、雑誌、ウェブサイトなど、様々な媒体での利用に適しています。特に、長文のテキストを読む際に、その美しく洗練されたデザインが読者の負担を軽減し、快適な読書体験を提供します。

関連フォント

Source Sans Pro: アドビが最初にリリースしたオープンソースフォントファミリーであり、Source Serif Proと対になるサンセリフ体フォントです。両者を組み合わせることで、デザインに一貫性を持たせることができます。
Source Code Pro: アドビのオープンソースフォントファミリーの2番目に登場したフォント。ソースコード表示に特化した等幅サンセリフ体であり、プログラミング環境での可読性を追求しています。
源ノ角ゴシック: アドビが提供する4番目のオープンソースフォントファミリー。日本語、中国語、韓国語に対応した汎用性の高いサンセリフ体フォントです。
源ノ明朝: アドビのオープンソースフォントファミリーの5番目。日本語、中国語、韓国語に対応した美しいセリフ体フォントであり、Source Serif Proと組み合わせて使用することで、より洗練された印象を与えることができます。
源ノ等幅: Adobeのオープンソースフォントファミリーの一つで、日本語、中国語、韓国語に対応したソースコード表示向けの等幅フォントです。

Source Serif Proは、オープンソースであるため、誰でも無償で利用、改変、再配布することができます。デザインプロジェクトに柔軟に取り入れることができ、創造性を最大限に引き出すことが可能です。

外部リンク

adobe-fonts/source-serif-pro (GitHub)

もう一度検索