SpAed

spAed（スペイド）は、1990年代に活動した日本のロックバンドです。元LOUDNESSのベーシスト、山下昌良が中心となり結成されました。

結成の経緯

山下昌良は、第2期LOUDNESSで活動していましたが、ギタリストの広瀬さとしとバンドを組みたいという意向からLOUDNESSを脱退し、spAedを結成しました。バンド名は当初『SPAED』とすることを検討しましたが、黒人差別を想起させる可能性があるため、Aのみを大文字の『spAed』としました。

音楽性

spAedの音楽性は、HR/HM（ハードロック/ヘヴィメタル）というよりも、より太くストレートなバンドサウンドが特徴でした。山下のルーツであるヘヴィメタルに根ざしつつも、より多様な音楽的要素を取り入れたサウンドを目指していました。

メンバー

spAedのメンバーは以下の通りです。

ボーカル: 片山景詞
ギター: 広瀬さとし
ベース: 山下昌良
ドラム: エリック・ゼイ

ディスコグラフィー

spAedは、短い活動期間中に以下の作品をリリースしました。

アルバム

SPAED Vol.1（1994年10月21日）
SPAED Vol.2（1995年5月20日）
Physique（1997年6月21日）

解散

spAedは、1997年11月をもって解散しました。解散の理由は公表されていませんが、メンバーそれぞれの音楽性の変化や、音楽業界の状況などが影響したと考えられます。

関連項目

spAedに関連するアーティストやグループは以下の通りです。

ビーイング
BLUEW
増崎孝司（DIMENSION）
増田隆宣
大堀薫
44MAGNUM
LOUDNESS
二井原実
高崎晃
* 樋口宗孝

spAedは、短い活動期間ながらも、日本のロックシーンに独自の足跡を残しました。山下昌良の新たな音楽的挑戦の場として、また、広瀬さとしのギタープレイが堪能できるバンドとして、記憶されています。

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