Syu (ギタリスト)

SYU (シュウ)

SYU（シュウ、1980年9月23日 - ）は、日本を代表するヘヴィメタルミュージシャンの一人です。ギタリスト、シンガーソングライターとして幅広く活動し、GALNERYUSのギタリスト、SPINALCORDのボーカリスト兼ギタリストとして知られています。兵庫県芦屋市出身、血液型はAB型、身長は171cm。2016年より、SyuからSYUへと名義を変更して活動しています。

経歴

1998年、ヴィジュアル系バンドVALKYRに加入し、音楽活動を本格的にスタートさせました。

2001年には、自らが中心となりヘヴィメタルバンドGALNERYUSを結成。日本のメロディックスピードメタルシーンを牽引する存在となります。

2002年、VALKYR解散後、バンドAUSHVITZ（後にSPINALCORDに改名）を結成し、ギターとボーカルを担当しました。

2003年、アニメタルに加入し、アニソンメタルという新たなジャンルを開拓しました。

2006年、アニメタルが封印された後は、GALNERYUSを中心に活動を展開しています。

2010年9月には、80年代から90年代のメタル楽曲を中心に選曲したカバー・ソロ・アルバム『CRYING STARS -STAND PROUD!-』をリリースし、そのルーツを明らかにしました。

2014年、アニメ『曇天に笑う』のオープニングテーマ「毘藍ノ風」（歌 - 青木隆治）の作曲を担当。GALNERYUSとしても、エンディングテーマ「Attitude to Life」を手がけました。

2016年11月、ソロとしては初のインスト・アルバム『YOU PLAY HARD』をリリースし、ギタリストとしての才能を余すところなく発揮しました。

2019年1月、様々なゲストアーティストを迎えて制作されたソロ・アルバム『VORVADOS』をリリースし、その音楽性の幅広さを示しました。

人物

4歳からピアノ、6歳からバイオリンを始め、幼少期から音楽に親しんで育ちました。小学4年生の時にX JAPANのYOSHIKIに憧れ、バンドを組みドラムを担当。その後、ギターに転向し、「X」のコピーを始めたことがギタリストとしての原点となっています。イングヴェイ・マルムスティーンの速弾きに衝撃を受け、大きな影響を受けました。

影響を受けたギタリストとして、ポール・ギルバート、ザック・ワイルド、トニー・マカパインなどを挙げています。また、セリーヌ・ディオンやマライア・キャリーといったディーヴァのファンであることも公言しています。

プレイスタイル

高度なテクニックと、情感豊かな泣きのフレーズを組み合わせた独自のプレイスタイルが特徴です。スウィープ奏法やタッピング奏法などを駆使し、流麗かつテクニカルなギターソロを聴かせます。イングヴェイ・マルムスティーンからの影響を公言していますが、自身のスタイルを確立するために、あえて異なるアプローチを追求しています。

使用機材

SYUは、ESP製のシグネイチャーモデルを中心に、様々なギターを使用しています。

ESP CRYING STAR
ESP CRYING STAR-REBEL
ESP CRYING SEVEN
ESP CRYING STAR-CLASSIC
ESP CRYING STAR PHOENIX

これらのギターは、彼のプレイスタイルに合わせてカスタマイズされており、サウンドの要となっています。また、エドワーズブランドからも、コストパフォーマンスに優れたモデルが多数発売されています。

ディスコグラフィー

SYUは、GALNERYUS、SPINALCORD、ソロプロジェクトなど、様々な形態で多くの作品をリリースしています。アルバム、DVD/BD、書籍、参加作品など、多岐にわたる活動を展開しています。

SYUの音楽は、ヘヴィメタルの枠にとらわれず、様々なジャンルの要素を取り入れた、独自のサウンドを追求しています。その音楽性は、国内外の多くのファンを魅了し続けています。

関連項目

GALNERYUS
アニメタル
速弾き

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