T (織田哲郎のアルバム)

織田哲郎の10作目のオリジナル・アルバム『T』は、セルフカバー・アルバム『Songs』と同時発売された作品です。

アルバムタイトルである「T」は、Tetsuro Oda、つまり織田哲郎自身を指しています。これは、自己の音楽性を深く掘り下げ、自己表現を追求したアルバムであることを示唆しているでしょう。

収録曲には、シングルとしてリリースされた「君の瞳にRainbow」と「朝がくるまで」の2曲が含まれています。「朝がくるまで」はアルバムバージョンとして収録されており、シングルとは異なるアレンジが施されている可能性があります。

5曲目に収録されている「Welcome -内的体験に見る集合的影に対する考案、イシスは死んだか?-」は、織田哲郎の楽曲の中で最も長いタイトルを持つ楽曲です。ジャケットでは「Welcome」と省略されています。この楽曲は、内的な探求や哲学的なテーマを扱っていることが伺えます。

アルバムには、豪華なミュージシャンが参加しています。ギター、ドラム、パーカッション、キーボード、プログラミングは織田哲郎自身が担当。さらに、ギターとプログラミングで葉山たけし、ドラムでサイモン・フィリップス、ベースで渡辺直樹とエイブラハム・ラボリエル、オルガンで小島良喜、サックスで勝田一樹 (DIMENSION)、トランペットで澤野博敬と下神竜哉、トロンボーンで野村裕幸、コーラスで生沢佑一 (TWINZER)が参加しています。ストリングス・ホーンアレンジはDENNIS MATKOSKY、ストリングスアレンジはJIMMIE HASKELLが担当しています。

収録曲は以下の通りです。

1. いかした奴 -Satisfied?-
2. 風紋
3. いつの日か、きっと
4. 愛が届くまで
5. Welcome -内的体験に見る集合的影に対する考案、イシスは死んだか?-
6. ある夏の一日
7. 君の瞳にRainbow
8. 朝がくるまで (Album Version)
9. Christmas Song
10. 時の流れに

これらの楽曲を通して、織田哲郎の音楽的な探求心と、多様な音楽性への挑戦を感じ取ることができるでしょう。

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