TBS水曜7時枠の連続ドラマ
TBS系列の水曜19時から19時30分に放送された『TBS水曜7時枠の連続ドラマ』は、1960年代から1980年代にかけて多くの視聴者に支持されてきた連続ドラマ枠です。この枠は、5期にわたる長い歴史を持ち、数多くの名作が制作されました。
歴史的背景
このドラマ枠の始まりは、初作品である『わが輩ははなばな氏』が1957年に放送されるところから始まります。当初は水曜19時30分に放送されていましたが、1959年に間隔が縮まり、19時からの放送となります。その後、この枠は様々なドラマやバラエティ作品を放送することになります。
しかし、一時期中断した後、
1970年代後半には新たな作品が放送されました。特に注目されたのは、『
みどころガンガン大放送』から続く『
たまりまセブン大放送!』や、特撮作品『
ウルトラマン80』でした。これに続いて、刑事ものの人気シリーズ『刑事犬カールII』も放送されましたが、1980年代の終わりにはこのドラマ枠は終了を迎えました。
放送作品一覧
この枠で放送された主要な作品は次の通りです。
第1期
- - わが輩ははなばな氏(1957年7月24日 - 1959年3月25日)
(水曜19:30からの移動)
- - フランキーの無闇弥太郎(1959年4月1日 - 11月25日)
- - ざっくばらん物語(1959年12月2日 - 1960年3月30日)
- - 虹の国から(1960年4月6日 - 1961年3月29日)
第2期
- - ごろんぼ波止場(1964年9月9日 - 1966年1月26日)
(朝日放送制作)
第3期
第4期
- - ウルトラマン80(1980年4月2日 - 1981年3月25日)
- - 刑事犬カールII(1981年4月8日 - 9月23日)
第5期
- - オヨビでない奴!(1987年10月21日 - 1988年3月23日)
関連するドラマ枠
『TBS水曜7時枠の連続ドラマ』は、その後のドラマ制作にも影響を与え、多くの関連枠が存在します。
(初期の『はなばな氏』およびバラエティの前身)
(バラエティドラマ路線の後継)
(中断中も継続。後身のアニメも含む)
このように、『TBS水曜7時枠の連続ドラマ』は、様々な形で日本の
テレビドラマの歴史に貢献してきました。今もなお、その影響は色濃く残っています。