THEMIS

月刊『THEMIS』：権力と闘うオピニオン誌

『THEMIS』（月刊テーミス）は、株式会社テーミスが発行する総合雑誌です。毎月1日に発行され、定期購読制を採用しています。2017年11月号で創刊25周年を迎えました。

概要

誌名は、ギリシア神話に登場する正義と公平の女神・テミスに由来します。「権威や権力と闘う新オピニオン誌」を標榜し、既存のメディアが踏み込まない領域に果敢に挑戦しています。

誌面構成は、政治、経済、社会、生活＆文化、国際の5分野に加え、多様な連載エッセイで彩られています。大新聞やテレビが報道をためらう人物や組織の内幕に鋭く切り込むことをモットーとし、単なる事実の羅列に留まらず、その背景にある本質に迫る深掘りした報道に重点を置いています。記事は原則として無署名であり、組織としての責任と覚悟を示しています。

沿革

『THEMIS』の創刊者である伊藤寿男は、講談社で『月刊現代』編集長、『週刊現代』編集長、『フライデー』創刊編集長などを歴任した人物です。1988年に独立し、株式会社テーミスを創業。1989年から1991年にかけては、同社が編集を手掛け、学習研究社から『週刊テーミス』を発行していました。1992年からは、株式会社テーミスが直接発行する『THEMIS』（月刊テーミス）として再刊し、現在に至ります。

一般的な雑誌とは異なり、出版取次を通さず、半年または1年間の定期購読制を基本としています。これは、読者との直接的な繋がりを重視し、安定した情報提供を維持するためです。ただし、東京と大阪のごく一部の書店では市販もされており、より多くの読者に手に取ってもらう機会も設けています。

主な署名入り連載記事

寸鉄録（大澤正道）
ワシントンレポート（古森義久）
自衛隊密着ルポ（桜林美佐）
楽天家の人生発見（高橋三千綱）
裸の霞が関官僚（高橋洋一）
日本警世（高山正之）
中小企業応援団（橋本久義）
政官パトロール（横田由美子）

これらの連載記事は、各分野の専門家が独自の視点から社会の様々な問題を分析し、読者に深い洞察を提供しています。

まとめ

月刊『THEMIS』は、既存のメディアとは一線を画す、独自の視点と徹底した取材に基づいた報道で、読者に真実を伝えます。定期購読を通じて、社会の裏側にある真実に触れてみてください。

外部リンク:
月刊テーミスWEBサイト

もう一度検索