TMO大曲

株式会社TMO大曲とFMはなびの概要

株式会社TMO大曲（ティーエムオーおおまがり）は、秋田県大仙市の一部地域を対象に、超短波（FM）放送を行っている特定地上基幹放送事業者です。FMはなびという愛称で親しまれるこの局は、地域コミュニティの声を届けるために設立されました。

開局と歴史

FMはなびは2015年8月8日に開局し、秋田県内の6番目のコミュニティ放送局としてスタートしました。初期の本社は大曲中通町に位置していましたが、2015年11月には大曲駅前の再開発地区「大曲ヒカリオ」南街区へ移転しました。ここには、健康福祉棟の一階にスタジオが設置されており、ガラス張りのデザインにより市民が放送の様子を見学できるようになっています。

サービスの多様性

FMはなびでは、FM++を利用した同時放送が行われているため、インターネットを通じてパソコンやスマートフォンからも気軽に聴取できます。また、秋田県コミュニティ放送連絡協議会にも加盟し、地域とのつながりを重視した番組編成を行っています。

イベント放送

この局は、2014年8月にイベント放送局として「FMはなび」という名で開設され、地域のイベントや市政情報を中心とした情報を発信する役割を担ってきました。特に大曲の花火に関連した生中継や交通情報、天候情報など、多岐にわたる内容をお届けしました。

送信設備

FMはなびの送信周波数は87.3MHzで、コールサインはJOZZ2BM-FMです。また、親局の大平山にはテレビジョン放送の中継局も併設されており、地域の受信障害対策としてギャップフィラー中継局が設置されています。

主な番組内容

FMはなびでは様々な生放送番組を構成しており、地域の情報をリアルタイムでお届けしています。例えば、平日には「モーニングだいせん」や「ジャンピン⤴︎」など、朝の情報を中心とした番組が放送され、リスナーにとって便利な情報が整理されています。

また、「だいせん朗読シアター」や「N.U.大仙へGO」などコアな番組も充実しており、地域の文化や音楽を大切にしたコンテンツが揃っています。さらに、定期的に特別番組やイベントの中継も行われ、地域活性化にも貢献しています。

まとめ

このように株式会社TMO大曲のFMはなびは、秋田県大仙市という地域に特化し、地域密着型の放送を行っています。情報の発信だけでなく、地域のつながりを深める役割を担うこの局は、今後も地域住民にとって必要不可欠な存在であり続けるでしょう。

もう一度検索