TRIAD YEARS actII〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY

アルバム概要

『TRIAD YEARS actII〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』は、日本のロックバンドTHE YELLOW MONKEYによる非公認のベストアルバムです。本アルバムは、シリーズ第1弾『TRIAD YEARS actI』から約5か月後にリリースされた続編であり、ファンにとって重要な作品となっています。

このアルバムの初回生産分には、特製の三方背ケースや、見る角度によって見え方が変わるレンチキュラーカードが付属しています。さらに、2001年3月1日には、IとIIを両方収録した『TRIAD YEARS actI & actII〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY～』が販売されることとなりました。また、2013年12月4日には、Blu-Spec CD2仕様のリマスター盤も登場しています。この現行盤には、非公認盤でありながらも、THE YELLOW MONKEYが現在所属する事務所bajのロゴが印刷されています。

なお、歌詞や曲名において、特に英語の曲名はオールキャップスではなく、大文字小文字が混在した表記がされている点も特徴のひとつです。

参加ミュージシャン

本アルバムには、以下のメンバーが参加しています。

• - 吉井 和哉 - ボーカル・ギター
• - 菊地 英昭 - ギター
• - 廣瀬 洋一 - ベース
• - 菊地 英二 - ドラムス

収録曲の解説

本アルバムには、数々の名曲が収録されています。以下は、主な収録楽曲の解説です。

1. 悲しきASIAN BOY

THE YELLOW MONKEYの3rdシングルで、一聴して印象的なメロディーが心に残ります。

2. ヴィーナスの花

4thアルバム『smile』からの収録曲で、独自の雰囲気を持つ楽曲が特徴的です。

3. 審美眼ブギ

2ndアルバム『EXPERIENCE MOVIE』収録のこの曲は、聴く者を引き込む魅力に溢れています。

4. 熱帯夜

4thシングルであり、ドラマティックなリズムと歌詞が印象的な一曲。

5. MORALITY SLAVE

再度現れる2ndアルバム『EXPERIENCE MOVIE』からの楽曲で、冒頭のベートーヴェンの『月光』はカットされている版で収録されています。

6. Love Sauce

5thアルバム『FOUR SEASONS』に収められたセクシーで大人な雰囲気のある楽曲。

7. Foxy Blue Love

1stアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』からの収載曲で、初期のTHE YELLOW MONKEYの魅力が詰まっています。

8. 太陽が燃えている

8thシングルのこの曲は、冒頭のドラムから始まり、エネルギッシュな展開が楽しめるものになっています。

9. 夜明けのスキャット

6thシングル「嘆くなり我が夜のFantasy」のカップリングという位置づけですが、特筆すべき楽曲。

10. A HENな飴玉

3rdアルバム『jaguar hard pain 1944-1994』に収録されている楽曲で、ユニークなタイトルが目を引きます。

11. LOVERS ON BACKSTREET

同じく3rdアルバム「熱帯夜」のカップリングとして知られる、この曲も魅力満点。

12. 追憶のマーメイド [Album Version]

7thシングルで、5thアルバム『FOUR SEASONS』収録のバージョンとは異なる特別版です。

13. Romantist Taste

THE YELLOW MONKEYの1stシングルで、感情豊かなバラードが心に響きます。

14. マリーに口づけ

再録の際、もともとのクロスフェードがなくなっており、タイトルも変更されていることが印象的です。

15. Wedding Dress (オープニング)

5thアルバム『FOUR SEASONS』とほぼ同時期にレコーディングされた未発表曲で、特にライブでは珍しい披露が行われました。

16. Honaloochie Boogie [Completed Version]

モット・ザ・フープルの楽曲のカバーで、吉井による和訳の歌詞が新鮮です。このアルバムでしか聞けない完奏版であり、貴重な存在です。

結論

『TRIAD YEARS actII〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』は、THE YELLOW MONKEYの魅力を再確認できる作品であり、ファンにとっての必聴アルバムです。

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