TRIANGLE DERBY

TRIANGLE DERBY(トライアングル・ダービー)



TRIANGLE DERBYとは、スターダム主催の女性プロレスイベントであり、6人タッグマッチによるリーグ戦およびトーナメント戦を特徴としています。2023年に第1回大会が行われ、多くのプロレスファンを魅了しました。

TRIANGLE DERBY Ⅰ(2023年)



2023年1月3日、横浜武道館で幕を開けたTRIANGLE DERBY Ⅰでは、14チームが2つのトライアングルに分かれ、レッドとブルーの2つのリーグで対抗戦形式で競われました。公式戦は15分1本勝負で、勝利したチームが2ポイント、引き分けの場合は1ポイントを獲得し、負けはポイントが与えられない獲得システムが採用されました。各トライアングルの上位2チームが準決勝へ進出し、最終的に決勝でチームが勝ち抜いた場合、優勝となります。

トライアングルレッドでは、高橋奈七永(フリー)、優宇(プロレスリングEVE)、水森由菜(フリー)で構成される【7Upp】が11点を獲得し、準決勝に進出しました。また、トライアングルブルーでは、世羅りさ(プロミネンス)、鈴季すず(プロミネンス)、柊くるみ(プロミネンス)というチームが10点で決勝に進出し、最終的に優勝を手にしました。

準決勝を勝ち抜いた暴れん坊GEとPROMINENCEのチームは、決勝でアーティスト・オブ・スターダム王座を賭けることが発表され、両チームの熱い戦いが繰り広げられました。結果的に、チームワークを発揮したPROMINENCEが勝利を収め、初代TRIANGLE DERBYチャンピオンとなり、でアーティスト王座も防衛しました。

TRIANGLE DERBY 2024 ワンデートーナメント



2024年には、引き続き盛り上がりを見せるTRIANGLE DERBYが、ワンデートーナメント形式で開催されました。新たに参加した8組のチームが、またしても横浜武道館に集い、激闘を繰り広げました。トーナメントでは、1回戦の試合が15分1本勝負で行われ、両軍がリングアウトになると失格となる厳しいルールが設定されました。最終戦の決勝は無制限の1本勝負で行われ、観客の期待が高まりました。

準決勝にはジュリア(バリバリボンバーズ)と朱里God's Eye)が進出。ジュリアは1回戦で相手チームが欠場したため不戦勝となり、準決勝も相手ブロックの両軍が失格となるという幸運に恵まれました。一方、朱里も準決勝でしっかりと勝利を収め、決勝へと駒を進めます。

決勝戦では、バリバリボンバーズが保持するアーティスト・オブ・スターダム王座が賭けられ、両チームは全力を注いだ戦いを繰り広げました。総力戦の末、朱里が朱世界でテクラを陥れ、God's Eye組が第2回目のTRIANGLE DERBYで優勝を果たしました。これにより、アーティストオブスターダム王座も奪取する結果となりました。

TRIANGLE DERBYは女子プロレス界の新たな風を巻き起こし、今後の展開にも多大な期待が寄せられています。

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