Tamagotchi iD

Tamagotchi iD（たまごっち あいでぃ）

Tamagotchi iDは、株式会社バンダイがウィズと共同で開発し、2009年11月23日に発売された液晶ゲームです。前作「たまごっちプラスカラー」の後継機として、携帯電話とのデータ通信機能が追加されるなど、大幅な機能強化が図られました。また、この機種から商品名がローマ字表記「Tamagotchi」に変更されました。電源は単4電池2本を使用します。

2011年3月19日には、マイナーチェンジ版であるTamagotchi iD L（たまごっち あいでぃえる）が発売され、さらなる進化を遂げました。

概要

Tamagotchi iDは、「たまごっちプラスカラー」からカラー液晶やお出かけ機能、部屋のリフォーム機能などを引き継ぎつつ、携帯電話との赤外線通信によるデータダウンロード機能や、キャラクターごとの個性（好き嫌い）設定などの新機能が追加されました。これにより、ゲームの拡張性やキャラクターへの愛着が深まりました。

従来通り、たまごっち同士の赤外線通信も可能ですが、Tamagotchi iDとプラスカラー間でのみ通信が可能です。また、筐体のサイズは前作よりも若干小さくなっています。

新機能・変更点（Tamagotchi iD）

携帯電話との赤外線通信によるダウンロード機能
対応した画像データを携帯電話から転送することで、食べ物、お出かけ先、ゲームなどを追加できます。
たまとも機能の追加
産卵期からフレンド期への変更と、老後システムの廃止
パラメータの変更
「HAPPY!」→「フレン度!」、「HAPPY」サイン→「たまとも」サインなど
ポスト機能の追加
たまごっち同士の通信後やダウンロードにより手紙が届きます。
食事場所の増加
ごはん：「れいぞうこ」「コンビニ」「レストラン」
おやつ：「とだな」「たまドーナツ」「たまカフェ」
「れいぞうこ」と「とだな」以外は、ごっちポイントで購入する必要があります。
トイレとお風呂のアイコンの統一
サブメニューから選択可能です。
お出かけ先の変更・追加
ダウンロードで追加できます。
通信メニュー内の「パスワード」に英語入力が追加
フレンド期の着せ替え、写真撮影機能の追加
病気時のアイコン変更
「救急箱」→「いたわり」（マークは四つ葉のクローバー）

Tamagotchi iD L

Tamagotchi iD Lは、2011年3月19日に発売されたTamagotchi iDのマイナーチェンジ版です。育成可能なキャラクター数が11種類から32種類に大幅に増加しました。電源は単4電池2本を使用します。

前作の機能に加え、お出かけ先の増加や、たまともが作ったおやつやごはんを無料で食べられる機能などが追加され、さらに遊びの幅が広がりました。Tamagotchi iDと同様に、たまごっち同士の赤外線通信もサポートされています。

新機能・変更点（Tamagotchi iD L）

お出かけ先の増加
育成が進むと、ごっち大王の城へ行けるようになります。
たまとも機能の強化
11キャラクターから32キャラクターへ増加しました。
パラメータの再変更
アイコンの選択、たまともスタンプの位置、マークなどが変更されました。
ポスト機能の拡張
ハッピーメールがダウンロードできるようになりました。
庭での育成要素の追加
種を育てて、ごはん、おやつ、ごっちポイント、遊びアイテムなどを入手できます（失敗もあり）。
部屋の汚れ要素の追加
掃除をしないと部屋が汚れます。
風呂の汚れ要素の追加
風呂に入らないとたまごっちが汚れます。
食事場所の増加
ごはん：「れいぞうこ」「コンビニ」「レストラン」「たまともごはん」
おやつ：「とだな」「たまドーナツ」「たまカフェ」「たまともおやつ」
「れいぞうこ」「とだな」「たまともごはん」「たまともおやつ」以外は、ごっちポイントで購入が必要です。
結婚年齢の変更
5歳から4歳になりました。
通信メニュー内の「パスワード」機能の削除
フレンド期限定のお出かけ場所の追加
温泉などの新要素
たまペットの育成
買い物に連れて行けます。
ドーナツこうえんの追加
売り買い、ゴミ拾いボランティアなどの要素があります。
行き先の変更
「コンビニ」「たまともひろば」がなくなりました。
アクセサリー売り場の名称変更
「たまもりショップ」になりました。

限定版

15周年特別バージョン
過去作品の要素を強調したバージョンです。
プリンセススペイシーバージョン
* ひめスペっちを意識したマイナーチェンジバージョンです。

もう一度検索