Thrill up

藤井フミヤの24枚目のシングルとして発表された「Thrill up」は、2004年4月21日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからリリースされました。このシングルは、前作から約1年ぶりのリリースとなり、ファン待望の一枚として注目を集めました。

「Thrill up」は、あいおい損害保険（現：あいおいニッセイ同和損害保険）のCFソングとして起用され、幅広い層に親しまれました。楽曲は、藤井フミヤと屋敷豪太の共作によるもので、編曲も屋敷豪太が担当しています。都会的で洗練されたサウンドが特徴で、藤井フミヤの新たな一面を引き出しています。

当初、「Thrill up」はレーベルゲートCD2として発売されましたが、その後、CDｰDA（通常のCDフォーマット）で再発売されました。これにより、より多くの音楽ファンが手軽に楽曲を楽しめるようになりました。

また、このシングルには、同年6月から9月にかけて開催された藤井フミヤのライブツアー「2004 JAILHOUSE PARTY」のチケット先行予約案内が封入されていました。ファンにとっては、ライブへの参加をいち早く申し込むことができる貴重な機会となりました。

収録曲は、「Thrill up -Venice Beach Version-」、「Thrill up -HOLLYWOOD Version-」、そして「記憶 -Cloverfield Version-」の3曲です。

Thrill up -Venice Beach Version-：小竹正人が作詞を担当。軽快なリズムと爽やかなメロディが特徴で、開放感あふれる雰囲気が魅力的です。
Thrill up -HOLLYWOOD Version-：こちらも小竹正人が作詞。よりダンサブルで都会的なアレンジが施されており、洗練された印象を与えます。
* 記憶 -Cloverfield Version-：藤井フミヤ自身が作詞を手掛けた楽曲。切なくも美しいメロディと、心に染み入る歌詞が聴きどころです。情感豊かな歌声が、楽曲の魅力をさらに引き立てています。

「Thrill up」は、藤井フミヤの音楽的な幅広さと、常に新しいサウンドを追求する姿勢が感じられる作品です。CFソングとしての親しみやすさに加え、カップリング曲のクオリティの高さも魅力で、ファンならずとも楽しめる一枚と言えるでしょう。

もう一度検索