Tokyo New Cinema

株式会社Tokyo New Cinema：ゼロから世界へ羽ばたく映画製作会社

2015年創業の株式会社Tokyo New Cinema（TNC）は、日本の映画制作会社です。CMやPR動画の制作から長編映画制作まで、幅広い映像制作を手がけています。驚くべきことに、同社は創業時、「資金ゼロ、経験ゼロ、人脈ゼロ」という状況からスタートしました。しかし、類まれな才能と情熱で、数々の国際映画祭での受賞や、著名な映画監督の輩出という輝かしい実績を築き上げています。

揺るぎない実績：国際舞台での活躍

TNCは、ボストン国際映画祭、ニューヨーク市国際映画祭、東京国際映画祭、モスクワ国際映画祭、釜山国際映画祭、台北映画祭、ウディネ・ファーイースト映画祭など、国内外の主要な映画祭で作品の上映や受賞を果たしています。特に2017年のモスクワ国際映画祭では、『四月の永い夢』がメインコンペティション部門で国際映画批評家連盟賞を受賞する快挙を成し遂げました。 他にも、『静かな雨』は東京フィルメックスで観客賞を獲得するなど、その作品は高い評価を獲得しています。これらの受賞歴は、TNCのクリエイティブな力量と、作品への強いこだわりを証明しています。

人材育成：才能の開花を支える

TNCは、才能ある若手映画監督の育成にも力を入れています。モスクワ国際映画祭でFIPRESCI審査員賞を受賞した中川龍太郎監督や、新藤兼人賞銀賞を受賞した佐近圭太郎監督など、数々の著名な監督を輩出していることからも、その育成体制の質の高さが伺えます。これらの監督は、TNCの支援を受け、独自のスタイルと高い技術力を磨いてきました。

多彩な作品：映画からCMまで幅広く展開

TNCが制作した映画作品は、そのテーマや表現方法も多様性に富んでいます。中川龍太郎監督作品は、繊細な人間ドラマから社会問題を描いた作品まで、幅広い題材を扱っています。一方、佐近圭太郎監督の作品は、独自の視点を持ち、観る者に強い印象を残す作品となっています。

CM制作においても、TNCは高い評価を得ています。小田原市や愛知県の観光PR動画、大手企業のCMなど、数多くの実績があります。これらの作品は、TNCの高い技術力と、クライアントのニーズを的確に捉える能力を示しています。

企業概要と主要メンバー

代表取締役の木ノ内輝氏をはじめ、監査役の福井紀之氏、顧問弁護士の松尾剛行氏など、経験豊富なプロフェッショナルがTNCを支えています。彼らの指導の下、TNCはさらなる発展を目指し、日本映画界に新たな風を吹き込み続けています。

今後の展望

TNCは、今後も国際的な舞台で活躍しながら、新たな才能の発掘と育成、そして革新的な映像制作を通じて、日本映画界の発展に貢献していくでしょう。 彼らの情熱と才能は、今後も世界中の人々を魅了し続けることでしょう。

主な受賞歴・上映歴

2012年：ボストン国際映画祭 最優秀撮影賞（『Calling』）
2017年：モスクワ国際映画祭 メインコンペティション部門 国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評連盟特別表彰（『四月の永い夢』）
2019年：東京フィルメックス コンペティション部門 観客賞（『静かな雨』）
2023年：日本映画製作者協会 新藤兼人賞銀賞（『わたしの見ている世界がすべて』）

主な制作作品 (抜粋)

映画: 『Calling』、『雨粒の小さな歴史』、『四月の永い夢』、『わたしは光をにぎっている』、『オルジャスの白い馬』、『静かな雨』、『わたしの見ている世界がすべて』など
CM: 小田原市観光PR動画、愛知県観光動画、MHD オールド・パー CM、URBAN SENTO イメージソングなど

外部リンク

公式ウェブサイト
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