UFC 182

UFC 182: Jones vs. Cormier 大会詳報

2015年1月3日、ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナにて、世界中から格闘技ファンが集結する中、UFC 182が開催されました。この大会の最大の注目は、ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズと最強の挑戦者ダニエル・コーミエによるタイトルマッチでした。両雄の激突は、試合前から大きな話題となり、満員の観客席からは熱狂的な応援が送られました。

大会を彩った注目カード

メインイベント以外にも、多くの注目カードが組まれていました。UFCデビュー戦を迎えたジャレッド・キャノニアーとコーディ・ガーブラントは、それぞれ高い期待に応えるべくリングに上がりました。 キャノニアーはヘビー級で、ガーブラントはバンタム級で、その後のUFCキャリアにおいて重要な一歩となる試合となりました。

試合結果詳細

大会は、アーリープレリミナリーカード、プレリミナリーカード、そしてメインカードの3部構成で行われました。それぞれのカードで白熱した試合が繰り広げられ、KO勝ち、TKO勝ち、判定勝ちなど、様々な結果が生まれました。

アーリープレリミナリーカード

女子62.6kg契約マッチ：マリオン・レノー vs. アレクシス・デュフレーン（レノーの判定勝ち）※デュフレーンの体重超過により階級変更
ウェルター級マッチ：オマリ・アフメドフ vs. マッツ・ニルソン（アフメドフの判定勝ち）

プレリミナリーカード

ライト級マッチ：エヴァン・ダナム vs. ホドリゴ・ダム（ダナムの判定勝ち）
ヘビー級マッチ：ショーン・ジョーダン vs. ジャレッド・キャノニアー（ジョーダンが1R KO勝ち）
バンタム級マッチ：コーディ・ガーブラント vs. マーカス・ブリメージ（ガーブラントが3R TKO勝ち）
ライト級マッチ：ポール・フェルダー vs. ダニー・カスティーリョ（フェルダーが2R KO勝ち）

メインカード

ウェルター級マッチ：ヘクター・ロンバード vs. ジョシュ・バークマン（ロンバードの判定勝ち）※後にロンバードの薬物検査陽性によりノーコンテストに
フライ級マッチ：堀口恭司 vs. ルイス・ゴーディノ（堀口の判定勝ち）
ミドル級マッチ：ブラッド・タヴァレス vs. ネイサン・マーコート（タヴァレスの判定勝ち）
ライト級マッチ：ドナルド・セラーニ vs. マイルズ・ジュリー（セラーニの判定勝ち）
UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ：ジョン・ジョーンズ vs. ダニエル・コーミエ（ジョーンズが判定勝ち、8度目の防衛成功）

大会表彰

大会後には、ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトが発表され、受賞選手には5万ドルのボーナスが授与されました。

ファイト・オブ・ザ・ナイト：ジョン・ジョーンズ vs. ダニエル・コーミエ
* パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト：ポール・フェルダー、ショーン・ジョーダン

カード変更

当初の予定から変更されたカードもありました。負傷などにより、ルスタム・ハビロフがポール・フェルダーに、またロンダ・ラウジー vs. キャット・ジンガーノの試合はUFC 184に延期されました。

まとめ

UFC 182は、メインイベントのタイトルマッチをはじめ、多くの注目カードが揃った、記憶に残る大会となりました。 選手たちの熱い戦いは、多くのファンを魅了し、UFCの歴史に新たな一ページを刻みました。 各試合の結果や、その後の選手たちの活躍は、総合格闘技史において重要な記録として残ることでしょう。

もう一度検索