UFC on FOX 15

UFC on FOX 15: Machida vs. Rockhold 大会詳報

2015年4月18日、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターにて開催されたUFC on FOX 15は、リョート・マチダとルーク・ロックホールドによるミドル級の頂上決戦をメインイベントに据えた、記憶に残る大会となりました。しかし、大会に至るまでには幾つかの変更がありました。負傷などにより、当初予定されていた対戦カードの一部が変更されています。ケニー・ロバートソン選手はティム・ミーンズ選手に、マニー・ガンブリャン選手は水垣偉弥選手に、ポール・フェルダー選手はベニール・ダリウシュ選手に、そしてヨエル・ロメロ選手はクリス・カモージー選手へとそれぞれ変更されました。さらに、ニック・カトーネ選手対ヴィトー・ミランダ選手の試合は、カトーネ選手の負傷により中止という残念な結果となりました。

アーリープレリム

まず、アーリープレリムとして行われた2試合では、クリス・デンプシー選手がエディ・ゴードン選手を判定で、ディエゴ・ブランダオン選手がジミー・ヘッテス選手を1ラウンドTKOでそれぞれ下しました。デンプシー選手の勝利は、僅差ながらも判定勝ちという結果に終わりましたが、ゴードン選手との接戦を制し、勝利を掴みました。一方、ブランダオン選手は、ヘッテス選手を圧倒的な強さで1ラウンドでTKOに追い込み、その実力を見せつけました。

プレリミナリーカード

プレリミナリーカードでは、アルジャメイン・スターリング選手が水垣偉弥選手を肩固めで、ジャン・ヴィランテ選手がコーリー・アンダーソン選手をTKOで、オヴィンス・サンプルー選手がパトリック・カミンズ選手をKOでそれぞれ勝利を収めました。スターリング選手とサンプルー選手は、鮮やかな一本勝ちで観客を沸かせました。特にヴィランテ選手とアンダーソン選手の一戦は、激しい打ち合いの末、ヴィランテ選手の勝利に終わり、ファイト・オブ・ザ・ナイトに選出されるほどの激闘となりました。ベニール・ダリウシュ選手はジム・ミラー選手を判定で下し、試合を制しました。

メインカード

メインカードでは、ペイジ・ヴァンザント選手がフェリス・ヘリッグ選手を判定で、マックス・ホロウェイ選手がカブ・スワンソン選手をギロチンチョークで、ホナウド・ジャカレイ選手がクリス・カモージー選手を腕ひしぎ十字固めでそれぞれ勝利しました。そして、メインイベントでは、ルーク・ロックホールド選手がリョート・マチダ選手をリアネイキドチョークで下し、勝利を収めました。ロックホールド選手の圧巻のパフォーマンスは、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに輝き、賞金5万ドルを獲得しました。ホロウェイ選手も、同じくパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに選出され、5万ドルのボーナスを獲得しました。

大会結果まとめ

UFC on FOX 15は、当初の予定から変更があったものの、多くの見どころのある試合が展開され、観客を熱狂の渦に巻き込みました。各選手の激闘、そして予想外の展開など、記憶に残る大会となりました。 ファイト・オブ・ザ・ナイトにはジャン・ヴィランテ選手とコーリー・アンダーソン選手の試合が選出され、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトにはルーク・ロックホールド選手とマックス・ホロウェイ選手が選ばれ、それぞれ5万ドルのボーナスを獲得しました。この大会は、UFCの歴史に刻まれる、興奮と感動に満ちた一夜となりました。 今後のUFC大会にも期待が高まります。

参照情報

UFC公式サイト
MMAPLANET
バウトレビュー
eFight
Tapology
SHERDOG

もう一度検索