2018年2月24日、
フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターにて開催された
UFC on FOX 28は、
ジョシュ・エメットと
ジェレミー・スティーブンスによるフェザー級メインイベントを含む、12試合ものカードで構成された、記憶に残る大会となりました。
大会を彩った熱戦
本大会は、アーリープレリム、プレリミナリーカード、そしてメインカードと3部構成で展開されました。各試合、選手たちは卓越したスキルと激しい闘志をみせつけ、観客を熱狂の渦に巻き込みました。
アーリープレリムでは、バンタム級、57.3kg契約、そして再びバンタム級とライトヘビー級の計4試合が行われました。ギロチンチョークや
肩固めによる一本勝ち、そして強烈なパンチによるKO勝ちなど、多彩なフィニッシュが観戦者を魅了しました。
プレリミナリーカードでは、ウェルター級、女子ストロー級、女子バンタム級、そしてバンタム級の4試合が組まれました。判定勝ちもあれば、KO勝ちや
三角絞めによる一本勝ちもあり、それぞれの試合が緊迫感に満ち溢れていました。特に、アラン・ジョウバン対ベン・ソーンダース戦は、その激しさからファイト・オブ・ザ・ナイトに輝きました。
メインカードでは、ウェルター級、ライトヘビー級、女子ストロー級の3試合に続き、いよいよメインイベントであるフェザー級のエメット対スティーブンス戦が行われました。この試合は、スティーブンスが2ラウンドにKO勝ちをおさめ、大会を締めくくりました。
個性あふれる試合結果
以下、各試合の結果を詳細に記します。
アーリープレリム
第1試合(バンタム級):マニー・バミューデス ○ vs. アルバート・モラレス × (2R 2:33 ギロチンチョーク)
第2試合(57.3kg契約):
アレックス・ペレス ○ vs. エリック・シェルトン × (3R終了 判定3-0)
第3試合(バンタム級):ハニ・ヤヒーラ ○ vs. ラッセル・ドーン × (3R 2:32 肩固め)
第4試合(ライトヘビー級):サム・アルビー ○ vs. マルチン・プラチニオ × (1R 4:23 KO(右ストレート))
プレリミナリーカード
第5試合(ウェルター級):アラン・ジョウバン ○ vs. ベン・ソーンダース × (2R 2:38 KO(左ストレート))
第6試合(女子ストロー級):アンジェラ・ヒル ○ vs. マリーナ・モロズ × (3R終了 判定3-0)
第7試合(女子バンタム級):マリオン・レノー ○ vs. サラ・マクマン × (2R 3:40 三角絞め)
第8試合(バンタム級):ブライアン・ケレハー ○ vs.
ヘナン・バラオン × (3R終了 判定3-0)
メインカード
第9試合(ウェルター級):マックス・グリフィン ○ vs. マイク・ペリー × (3R終了 判定3-0)
第10試合(ライトヘビー級):
イリル・ラティフィ ○ vs. オヴィンス・サンプルー × (1R 3:48 スタンディングギロチンチョーク)
第11試合(女子ストロー級):ジェシカ・アンドラージ ○ vs. ティーシャ・トーレス × (3R終了 判定3-0)
第12試合(フェザー級):
ジェレミー・スティーブンス ○ vs.
ジョシュ・エメット × (2R 1:35 KO(右フック→グラウンドの肘打ち))
大会表彰とカード変更
ファイト・オブ・ザ・ナイトはアラン・ジョウバン対ベン・ソーンダース戦、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトには
ジェレミー・スティーブンスと
イリル・ラティフィが選出され、それぞれ5万ドルのボーナスを獲得しました。負傷などによるカード変更もありましたが、大会全体としては大きなトラブルもなく、成功裡に幕を閉じました。
多くの視聴者と関係者が注目した大会
UFC on FOX 28は、世界中の格闘技ファンを熱狂させました。様々なメディアが大会結果を速報、その興奮は世界中に広がりました。本大会は、UFCの歴史に刻まれる、記憶に残る大会となりました。