UFOセブン大冒険

『UFOセブン大冒険』

『UFOセブン大冒険』は、1978年4月6日から同年9月28日までTBSで放送されていたドラマ形式のバラエティ番組です。毎週木曜日の19:00から19:30にかけて放送されていました。

番組の概要

この番組は、未来からやってきた少女・フェルメーテ（榊原郁恵）がUFOに乗り、さまざまな時代を訪れるという設定のもとに展開されるドラマです。彼女は本格的なドラマ『ナッキーはつむじ風』が始まる前に、UFOを題材にしたこのバラエティ番組で主演を果たしました。フェルメーテは仲間とともに冒険をする一方、荒井注が演じるガンコおじさんという敵役に妨害されながら、その冒険が繰り広げられます。

ストーリー

物語は3978年の未来から始まります。フェルメーテはタイムマシンのトラブルにより、7人の子どもたち、通称「UFOセブン」と共に1978年に飛ばされてしまいます。彼女は科学者の家に居候し、姉のミーテ（ピンク・レディーのミー）やケーテ（ピンク・レディーのケイ）の元へ戻るため、ガンコおじさんの妨害を乗り越えながら、さまざまな冒険を重ねていきます。

主な出演者

• - フェルメーテ：榊原郁恵
• - ミーテ：ミー（ピンク・レディー）
• - ケーテ：ケイ（ピンク・レディー）
• - ガンコおじさん：荒井注
• - 郷原：郷ひろみ
• - 健太郎：清水健太郎
• - ノンノン：森井信好
• - パンツマン：辻佳紀（元阪神タイガース）

その他多くの出演者がこのユニークな冒険に参加しています。

制作スタッフ

このバラエティドラマの構成を担当したのは下山啓、沢口義明、居作中一の3人で、プロデューサーには斉藤正人が名を連ねています。演出は中村治信が担当し、青柳脩によって制作されました。また、制作協力にはT&C・ミュージックが関わっています。番組はTBSが製作著作を行っています。

その他の情報

『UFOセブン大冒険』は、実質的には前番組である『たまりまセブン大放送!』からの流れを引き継いでいますが、当番組からはローカルセールス枠に移動し、同時ネットを行う局は少なくなりました。また、宇宙科学博覧会での撮影には3号館の実物大月着陸船が使用されたことが話題になりました。

番組は独自のストーリー展開とキャラクターたちの冒険が観る者を惹きつけ、多くの視聴者に支持されました。特に、榊原郁恵の演じるフェルメーテは多くのファンに愛されるキャラクターとなり、70年代の代表的なバラエティ番組の一つとして記憶されています。

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